Maxsurf 2024 v24.00.722（64ビット）英語版

Maxsurfは、あらゆるタイプの船舶設計のための包括的な機能を提供します。公正な船体形状を作成し、安定性要件に準拠し、必要動力を最小限に抑え、様々な海象状態において乗組員と乗客の快適性を確保します。ビームとプレート構造の初期モデリングと応力解析により、スカントリングのコンプライアンスを確保しながら構造重量を最小化します。Maxsurfのアプリケーションは単一のパラメトリック3Dモデルで動作するため、異なるチームメンバーや設計活動間のスムーズなコミュニケーションと調整が可能です。

Maxsurf 2024で強化された主な機能

安定確率的損傷解析、最終平衡
確率論的損傷解析では、各損傷と荷重ケースの組み合わせについて、最終的な平衡損傷喫水線での船体静力学を計算するオプションが追加されました。これらの平衡解析の結果は、新しい確率論的損傷平衡結果表に表示されます。表示｜データ形式]ダイアログを使用して表示する列を選択することができます。標準的な平衡解析結果に加えて、キーラインとキーポイントの最小フリーボードを表示することもできます。この表の行は、確率論的損傷結果表の行と 1 対 1 で対応している。
タンクと区画の条件付き浸水
条件付き浸水オプションがタンクとコンパートメントに拡張されました。
モデラーCOMインターフェースの自動化
Modeler COMオートメーションインターフェイスに多くの機能が追加されました。詳細については、アプリケーションのドキュメントに含まれているModelerAutomation.chmファイルを参照してください
- OBJ、OFF、WAMITを含む追加メッシュフォーマットのインポートとエクスポート
- メッシュパラメータをより細かく制御できるサーフェスメッシング
- メッシュ修復
- NURBサーフェスのコントロールポイント位置の直接操作
- NURBサーフェスボンディング


素早く簡単な習得
作業中の形状フェアリング状態の確認
複数ウインドウ・インターフェス
個数無制限のNURBS曲面
可展開面の定義、円錐面の定義
パラメータによる船体形状の自動調整
サーフェストリミング機能
サーフェスのフレキシビリティー定義
サーフェスの移動、反転、回転及び複製機能
曲率及びガウシアン曲率表示、曲率半径表示
コントロールポイント（制御点）の移動 、グループ化、マスク、数値編集
均等サイズ変更
対話型エリアカーブ表示
セクション、バトック、ダアゴナル、ウォーター ライン表示
サーフェス間交差線表示
背景画像を使ったモデリング
レンダリング（OpenGL 対応）
アニメーション
ハイドロ計算、表面積計算、オフセット計算
業界標準のDXF やIGES 形式 入出力（2D・3D）
Rhinoceros およびShipConstructorの形式サポート

共通データベース
すべてのデータ（ラインズモデル、排水量計算結果、構造部品データ）は統合された共通データベースに保存されており、各モジュールでのデータの再度入力は一切必要ありません。

グラフィカルインターフェース
Maxsurfは当初からグラフィカル・ユーザ環境のために開発されたプログラムであり、キーボード操作の熟練を要求することなく、設計者が短時間で覚えられます。
すべてのプログラムは共通のインターフェースを持っていますので同様に簡単に使えます。

曲率評価
Maxsurf は、船体形状の曲率性を評価するための数々のツールを持っています。
中には曲率表示針、側面の圧縮表示、曲率・展開面及び凹凸のカラー表示などがあります。

トリミング
船体形状にアンカーパイプ穴を開けたり、ブルワークを精度よく設計するためにトリミング機能があります。
トリミングはトリムサーフェスを変更すると自動的に再計算され表示されます。

業界標準データ形式をサポート
Maxsurfのデータを簡単に他のCADプログラムとデータ交換できます。

オートメーション機能
マクロプログラミングにより、Maxsurfプログラムを連動して、自動的に目的の設計、計算が行えます。

小型船舶から内航船や世界最大級のタンカーまで、世界中の1500を超えるユーザがMaxsurfの優れた機能を立証しています。