特定のCADに依存しないミリング・旋盤・複合加工機対応CAMシステム『Edgecam』は、マニュアルいらずで直感的に使用可能です。
『Edgecam』は、マシニング・フライス用システム「Milling」と、複合旋盤用システム「Turning」の2つの基本システムを提供します。
Edgecam のミリングは、ソリッドやワイヤフレームに使用できる、正面フライス加工、ポケット加工、輪郭加工、溝入れ加工、穴あけなど、部品加工にも有効な加工工程を取り揃えています。またパストレースでは、3D加工の技術を応用した2D/2.5D加工パスの開発を進めています。
Edgecamは高機能で、信頼性も高い曲面加工を提供しています。Edgecamを操作するとき、加工工程のひとつひとつに細かい配慮のなされたパラメータやオプションがあることに気づかれるでしょう。
Edgecamの強力なミリングを応用したモジュールです。多面加工にはEdgecamの2Dから3Dミリング、ロータリー加工には2D/2.5Dミリングを使用できます。
Edgecamは2軸旋盤から4軸旋盤、ターニングセンタを幅広くサポートします。サブスピンドルやB軸もサポートしています。今後も継続的に開発を進め、常に先端技術を容易に利用できる機能を提供しています。
Edgecamは「コアを選べるCAMシステム」です。各社から提供される数多くの高性能なソリッドCADとEdgecamを結合させるモジュール「Solidマシニスト」により、CADのカーネルを共有し、データ変換なしでモデルを使用することができるため、ソリッドCADで作成されたフィーチャーをはじめとした数多くの情報を、加工に利用することができます。つまり、ソリッドCADとEdgecamの組み合わせで、CAD/CAMシステムが構築されます。
また、Solidマシニストと共に使用することのできるソフトウェア「ストラテジーマネージャ」は、フローチャートを作成することによってフィーチャーの情報から自動的に最適な加工方法を適用するための加工自動化ソフトウェアです。
Edgecamには、各社CADモデルの読み込みとして次のトランスレータが提供されています。トランスレータを使用した場合、読み込み後はEdgeCAMのモデリング機能で編集可能です。
工具データベースの「ツールストア」をはじめ、材質ごとに切削条件を登録する「テクノロジーアシスタント」、作業ごとに工具や工程をまとめる「ジョブマネージャ」など、便利な機能を数多く備えています。