CAMWorksはSOLIDWORKSへ完全統合された設計製造一体型のCAD/CAMシステムとして、SOLIDWORKゴールドパートナー認定CAMに認められています。SOLIDWORKSの優れたモデリング機能と自ら考えて加工工程を組み立てる先進のCAM機能を併せ持ち、ものづくりの生産性を大きく向上させます。
AFR(Automatic Feature Recognition)機能により、CAMWorksはモデル中にある多種の穴・ポケットなど加工すべき形状を加工者目線で捉え、ボタン一つで自動認識します。同時に各形状の向きも考慮され、加工面ごとにグループ化されます。横型MCなど回転軸を持つ加工機なら回転角度を自動的に抑制して、多方向から加工するデータも作成できます。
AFR機能はSOLIDWORKS以外の外部インポートモデルにも適用します。
CAMWorksは各種加工機に対応した豊富なモジュールを搭載し、お客様のニーズにお応えします。
CAMWorksは加工内容により、次の四つの製品をラインアップしています。
SOLIDWORKSの持つ強力なアセンブリ機能を活用して、実機上と同じ検討がオフラインで行えます。
この機能では、機械の可動範囲の設定、イケールや治具などを配置して、工具の侵入、干渉を簡単に確認・検討できます。また、治具を避けた加工パスやワークをまたいだ加工パスの作成が可能です。治具設計も可能で、検討が終わればそのまま図面化して作成手配に回せます。
モデル変形に合わせてツールパスも自動で追従しますので、日々発生する設計変更にも手間をかけずに簡単に対応できます。形状の変更箇所もCAMWorksが自動で感知するため、見逃しがありません。
最先端の高性能荒取り加工技術です。工具の寿命化と高速加工を実現するために、最適な切削速度と切削量を緻密に制御して効率的に食い合わせています。
CAMWorks Volumillは、工具寿命を最大5倍に改善しながら、加工時間を最大80%短縮できると実証されています。
公差や面粗さ指示を持つ形状を加工する場合、それに適した加工工程(条件)を選定する必要があります。
CAMWorksは、SOLIDWORKSのPMI(製品構造情報)データを解釈し、自動的に最適な加工工程を設定するTBM(Tolerance Based Machining)機能を搭載しています。
ポケット・穴あけ加工など、2.5軸加工機能を主体にしたモジュールです。
AFR機能による自動形状認識、自動工程作成によりツールパス作成の自動化をより促進します。
CAMWorks Standard機能に加え、旋盤加工、複合加工を主体にしたモジュールです。対向主軸(サブスピンドル)のある機械や2タレット仕様の機械に対応します。
さらに、機械シミュレーターを標準搭載しているため、機械機構物との干渉確認ができます。
CAMWorks Standard機能に加え、強化された3軸加工機能を搭載したモジュールです。
CAMWorksTurning Proと同等の旋盤加工・複合加工機能も搭載し、各種の加工機に対応します。
CAMWorks Standard・Milling Pro・Turning Proの全ての機能に加え、同時4軸・5軸加工が可能なモジュールです。
CAMWorksのオプションモジュール「穴加工自動化ツール」を使用すると、穴加工の効率化や自動化が図れます。
インポートした3Dモデルの穴形状(穴径、深さ、形)と穴の壁面の色情報を基に、Excelシートの設定表と連動して最適な加工工程を自動で割り当てします。3D穴加工の完全自動化を図ります。