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CADPAC-CREATOR 3D Ver. 16.2日本語版(64 ビット)

CADPAC-CREATOR 3D
【2024,10月】 CADPAC-3Dは、他社3D-CADにありがちな「今までの2D設計をやめて、3D設計に移行しましょう」という 現実とはかけ離れた3D思考(拘束条件)や操作手順(作業履歴)のテクニックをわざわざ習得する必要はありません。
製品 CADPAC-CREATOR 3D バージョン 16.2 (64 ビット)
言語 日本語版 分類 CADソフト

CADPAC-3Dは、他社3D-CADにありがちな「今までの2D設計をやめて、3D設計に移行しましょう」という 現実とはかけ離れた3D思考(拘束条件)や操作手順(作業履歴)のテクニックをわざわざ習得する必要はありません。
CADPAC-CREATOR 3D

Ver.16.2の新機能

Ver.16.2の新機能全紹介 PDFファイル 2.2MB
Ver.16.2の新機能全紹介 PDFファイル 2.2MB (2.12 MB)

CADPAC-CREATOR 3D概要

CADPAC-CREATOR 3D市販3次元CADとの強力なデータ交換

標準で、SolidWorks、INVENTOR、ACIS、Parasolid、IGES、STEP、STL、DXF/DWGを装備。CATIA V5/V4、Unigraphics、Pro/E などの ハイエンド3次元生データも追加機能で読み込み可能です。

市販3次元CADとの強力なデータ交換

CADPAC-CREATOR 3Dダイレクト編集

拘束条件やヒストリ、フィーチャーなどに煩わされず、自由に形状の生成・編集が可能です。通常のソリッドモデルにフィーチャを付加したり除去したりすることが自由にできるので、外部データとして読み込んだ3次元モデルを有効に活用できます。

ダイレクト編集

CADPAC-CREATOR 3D2次元図面資産を最大限に活用

CREATOR 3Dは、2次元作図した組図や部品図を3Dのスケッチとして、読み込み、利用できます。CADPACだけでなく、他社2次元CADの図面資産(MicroCADAM、ME10、AutoCAD、CADSUPER)をも活用して、素早くモデリングが可能です。

2次元図面資産を最大限に活用

CADPAC-CREATOR 3D強力なデータ変換

CADPAC-CREATOR 3Dには、市販されているほとんどの3次元データを取り込む機能が装備されていますので、他の3次元CAD、CGモデラ、3次元計測装置などとの共同作業を円滑に行うことが可能です。

また、多彩なメンテナンス機能(ヒーリング、ボディトレライズ、物体の診断機能)を搭載。変換したデータのメンテナンスを行うことができ、フィーチャーを除去するなど、直接モデルの形状を変更することが可能です。

強力なデータ変換

CADPAC-CREATOR 3DCADPAC-CREATOR 3D Ver.16.2 データ変換の対応

標準で搭載しているコンバータです。

ファイル形式 データ変換 サポートバージョン アセンブリファイル
ACIS 読込み 1.5-R26,R2019 NO
書出し 1.5-R26,R2019 NO
DWG/DXF 読込み 2018までの全バージョン NO
書出し R12-R14,2000/2002,2004-2018 NO
IGES Geometry 読込み 5.3まで YES
書出し 5.3 YES
Parasolid 読込み 10.0-31.0 YES
書出し 12.0-31.0 YES
STEP 読込み&書出し AP203,AP214 YES
Autodesk Inventor 読込み Part Files:6-11,2008-2019 -
Assembly Files:11,2008-2019 YES
Solidworks 読込み(Geometry) 98-2019 YES
読込み(Drawing) 99-2019 N/A
PMI 2019まで -

CADPAC-CREATOR 3DCADPAC CREATOR スタンダード EX

「CADPAC CREATOR スタンダード EX」では、標準のコンバータに加え、下記のデータ変換に対応しています。

ファイル形式 データ変換 サポートバージョン アセンブリファイル
CATIA V4 読込み(Geometry) 4.1.9-4.2.4 NO
書出し(Geometry) 4.1.9-4.2.4 NO
読込み(Drawing) 4.1.5-4.2.4 N/A
PMI 4.2.5まで -
CATIA V5 読込み(Geometry) V5 R8-V5 R28*2 YES
書出し(Geometry)*1 V5 R15-V5 R27 YES
読込み(Drawing) V5 R7-V5 R28*2 N/A
PMI V5 R4-V5 R28*2 -
Pro/E 読込み(Geometry) 16-2001,Wildfire1-5,Creo1.0-5.0 YES
読込み(Drawing) 2000i-2001,Wildfire1-5,Creo1.0-5.0 N/A
PMI Wildfire5まで,Creo1.0-5.0 -
Unigraphics/NX 読込み(Geometry) 11-18,NX1-12 YES
読込み(Drawing) 10-18,NX1-12 N/A
PMI Unigraphics V11からNX11 -
Solid Edge 読込み(Geometry) V18-ST11 YES
JT 読込み(Geometry) 8.x,9.x,10,10.2  
  • *1 CATIA V5書出し(Geometry)は、別途「CATIA V5 出力」オプションが必要になります。
  • *2 V5 R28は、V5-6 R18またはR2018xとして知られています。
  • PMIのサポートは現在visual PMIのみに限定されています。
  • Dim Xpert モジュールで作成されたPMIは現在、バージョン2014以降でサポートされています。
  • PMIのサポートはSolidWorks eDrawingでのPMIサポートと同等です。

CADPAC-CREATOR 3Dダイレクト編集

Catia (V 4,V 5)、Pro/E 、UNIGRAPHICS 、Solidworks はダイレクト変換で取り込みます。読み込んだ直後から、フィーチャを認識し、フィーチャ毎のサイズ変更や削除、修正が可能です。

CADPAC-CREATOR 3Dダイレクト変換で取り込み、即、作業開始

Catia V5データをCADPAC CREATOR 3Dに変換

Catia V5データをCADPAC CREATOR 3Dに変換

Catia V4データをCADPAC CREATOR 3Dでアセンブリ変換

Catia V4データをCADPAC CREATOR 3Dでアセンブリ変換

Pro-EデータをCADPAC CREATOR 3Dに変換

Pro-EデータをCADPAC CREATOR 3Dに変換

CADPAC-CREATOR 3Dソリッド要素の中のフィーチャーを自動認識・編集

CADPAC3Dでは、同一形状のフィーチャを認識し編集できます。操作は、とても簡単です。ここで、いくつかの編集機能をご紹介します。

「穴の編集」ドリル穴→皿ザグリ

「穴の編集」ドリル穴→皿ザグリ

「面の除去」パターンを認識し除去

「面の除去」パターンを認識し除去

「ブレンド編集」R=3、5→R=1.5

 「ブレンド編集」R=3、5→R=1.5

その他の編集機能

その他の編集機能

CADPAC-CREATOR 3Dダイナミックな曲面生成

ソリッド全体を大きく変形することで、大局的なモデリングが効率よくできますので、既存のモデルからの寸法展開や、実物に近いモデル作成が手早く行えます。

CADPAC-CREATOR 3Dカバー曲面/再カバー局面

■ 閉曲線から接線条件やガイド線を指示して簡単に曲面を作成(カバー曲面)
カバー曲面 カバー曲面2
 
■ 悪い面の取り替えや、面の制御ネットサイズの変更などが可能(再カバー曲面)
再カバー曲面3 再カバー曲面4

CADPAC-CREATOR 3D曲線/曲面の変形

■ 曲線の変形
ユーザ指定の表示カラーと曲率プロットを設定することにより、より優れた制御が可能。点、接線ベクトル、曲率を拘束する拡張機能もサポート
曲線の変形 曲線の変形2
   
■ 曲面の変形
ダイナミックに制御点、拘束点、面の境界線の連続性を編集
曲面の変形3 曲面の変形4
   
■ 面のスムーズ化
隣接する面間の境界線を接線または曲率接続に整合して曲面をスムーズに修正
面のスムーズ化 面のスムーズ化2
   
■ エッジの整合
曲面同士の結合関係を改善するエッジの整合機能
エッジの整合 エッジの整合2
   

CADPAC-CREATOR 3D自由なレイアウト

CADPAC-CREATOR 3Dモデリングモードとレイアウトモード

CADPAC-CREATOR 3Dには、モデリングモードとレイアウトモードと呼ばれる2つのシステムモードがあります。2つのモードは別々に分かれていますが、モデルもレイアウトも1つのデザインファイルに含まれ、同じパートを共有しています。

レイアウトモードでは、モデリングモードで作成したパートの複数ビュー、つまり投影図を必要数だけ2次元の図面上に配置して、寸法や注記を記入して図面化することができます。また、モデルを修正すると2次元図面も自動的に更新されます。

モデリングモードとレイアウトモード

  • 一つのモデルに対して複数のレイアウトを作ることが出来ます。
  • 各レイアウトにはそれぞれ、レイアウト名、用紙サイズ、縮尺などが設定できます。
  • パートごとに任意の数のレイアウトが作成でき、各レイアウトには任意の数のレベルを設定可能。投影図のレベルツリーを選択して、パートに含まれるレベルの確認や切り替えができます。
  • 各レイアウトには、モデリングモードとは別に、個別の寸法注釈設定ができます。
  • 図形を編集すると、その図形に関連する要素は全て変更されます。これは、モデリングモードとレイアウトモードの両方に適用されます。
  • レイアウト機能により、形状設計の作業はほとんどをモデリングモードで実行して、寸法や注釈、ラベルなど製図の詳細をレイアウトモードで行えるので、効率よく間違いのない製図作業が可能です。
  • 1つの CADPAC-CREATOR 3D デザインファイルには、3次元モデルとそれから作られた複数のレイアウト(図面)を保存できるので、設計データの管理が簡潔になります。必要に応じて各図面のファイルやモデルのパートを様々なファイル形式で出力できるので、出図作業も簡単に行えます。

モデリングモードとレイアウトモード

CADPAC-CREATOR 3D自動レイアウト機能

複数の投影図を一度に指定して、3Dモデルから製図作業への移行を能率化します。

用紙サイズ A0 / A1 / A2 / A3 / A4 / A4T / ユーザ設定から選択可
図枠読込 用紙サイズと図面尺度に応じた図枠ファイルを自動的に読み込み
投影図割付 最大12個の投影図を割り付けることが可能
等角投影図割付 図面の右上から左下に向かって空いている箇所に等角投影図を割り付け
隠線消去設定 投影図の表示をコントロール
縮尺設定 尺度を自動的に
[10:1 / 5:1 / 2:1 / 1:1 / 1:2 / 1:3 / 1:4 / 1:5 / 1:6 / 1:10 x 10n]
から決定
余白設定 図面の余白を%で設定可

CADPAC-CREATOR 3D柔軟なアセンブリ

大規模なモデルのアセンブリ管理を行う場合は、階層構造を持つレベルやグループの使用だけでは通常1つの大きなファイルになるので、読み書きが扱いにくくなります。CADPAC-CREATOR 3Dのアセンブリ機能では、パートやリファレンス、レイアウトをいくつでも作成できます。このアセンブリ管理方式と、パートのレベル構造を活用することにより、柔軟かつ確実なアセンブリ管理が可能になりました。

アセンブリ

CADPAC-CREATOR 3Dのデザインファイルには複数のパートを持つことが出来、各パートからは他のパートを参照する「パートリファレンス要素」を任意の個数持つことができます。
同じデザインファイル内のパートも別のデザインファイル内のパートも参照可能です。他のデザインファイルはネットワーク上の他のコンピュータ内にあっても構いません。
アセンブリ内のパートリファレンスだけを対象にした編集作業が可能ですが、その場合表示されている他の全ての図形を編集のための参照図形として使用できます。
アセンブリの全体像は、「ツリーウィンドウ」で把握できます。このツリーウィンドウ内の任意の要素を右クリックすることにより、その要素で実行可能なコマンドのメニューが開きますので、アセンブリの操作や管理を確実に行うことができます。

CADPAC-CREATOR 3D寸法連動編集

CADPAC-CREATOR 3Dでは線や面をマウスで直接操作できるダイレクトフィーチャーモデリングが装備されています。作りたい形状を設計者の意図のまま自在に作成することができ、直観的な形状編集が可能です。

ソリッド要素に寸法を入力し、寸法値を変更することによりソリッドを編集することができます。事前のパラメトリックの設定は必要ありません。

ソリッド要素の長さを編集する場合は、指示する側で編集方向が変わります。

ここで、幾つかの寸法連動編集機能をご紹介します。
寸法連動編集

CADPAC-CREATOR 3D「長さ編集」 101.60→120.00 指示する側で編集方向が異なる

長さ編集中央指示長さ編集片側指示左長さ編集片側指示右

CADPAC-CREATOR 3D「穴ピッチ編集」60.33→50.00

穴ピッチ編集

CADPAC-CREATOR 3D「厚み編集」17.70→25.00

厚み編集2

CADPAC-CREATOR 3D「角度編集」90°→120°

角度編集3

CADPAC-CREATOR 3D「島編集」53.18→65.00

島編集

CADPAC-CREATOR 3Dダイナミックフェイス

モデルの選択した面を、3Dダイナハンドルを使ってダイナミックに修正します。

ここで、いくつかの編集機能をご紹介します。
ダイナミックフェイス

CADPAC-CREATOR 3D「面の移動」

面の移動

CADPAC-CREATOR 3D「面とポケットの編集」

面とポケットの編集

CADPAC-CREATOR 3D「オフセット編集」

オフセット編集

CADPAC-CREATOR 3D「面の傾き編集」

面の傾き編集

CADPAC-CREATOR 3D機械設計用のパーツ

機械設計に必須な各種パーツ。CADPAC-CREATOR 3DではJIS規格の機械パーツを標準装備。約60種類のパーツを作成することなく、パラメータ入力だけのワンタッチで生成。機械設計の作業効率を大幅に短縮します。

CADPAC-CREATOR 3D機械設計を強力に支援するパーツ類を標準装備

機械設計用のパーツ

CADPAC-CREATOR 3Dその他の機能

モデリング以外の主な機能には、以下のものがあります。

■ 曲面展開/曲面に巻き付け
CADPAC-CREATOR 3Dで作成した曲面を平面上へ展開したり、また、その逆の一旦展開した平面状の点や曲線を元の曲面上に戻す機能です。 曲面展開/曲面に巻き付け
 
■ コア/キャビティ分割
分割方法や移動量を設定して、物体をコアとキャビティに分割します。
コア/キャビティ分割 コア/キャビティ分割
 
■ 板金展開
折り曲げられた板をすべて展開します。展開時に、開始線、中心線、終了線を作成します。
板金展開
 
■ 静的干渉チェック
複数のソリッド物体の干渉やその包含状態を確認します。
干渉のあるソリッドは半透明になり、干渉部分が新たなソリッドとして作成されて赤でシェーディング表示されます。
静的干渉チェック
 
■ グラフィック
連続性やハイライト、形状の品質を視覚化するゼブラ解析オプション ゼブラ
ミラーの調節が可能なレンダリングの環境マップ レンダリング
 
■ ダイナミックビュー
自由な角度で断面表示ができます。 ダイナミックビュー
 
■ クイックアイ
最も頻繁に実行される画面の拡大や縮小等を、マウス右ボタンの操作だけでリズミカルに行えます。
  • ドラッグ操作:
    画面の拡大・縮小(2倍/5倍)
    シングル/マルチのビューポート数切替
  • クリック操作:
    画面のスクロール/パンニング
  • コマンドの途中でも、いつでも割り込み的に使えます。
  • マルチビューポートの時は、マウスカーソルが置かれているビューポートが操作の対象になります。
クイックアイ
 
■ クイックキー
連続した複数のキー入力で、割り込み的にいろいろなコマンドを実行する機能です。
コマンドの途中でも、いつでも割り込み的に使用することができます。
クイックキーの割り込み機能
ビューの変更 ビュー(モデルを見る方向)を変更
(数字+[ Home ]キー)
ビューポートの分割 それぞれ違うビューを複数枚のビューポートで表示
(数字+[ End ]キー)
2D/3Dの切替 作図モードを2Dまたは3Dに切り替え
(/:スラッシュキー)
ビュー/絶対の切替 ビュー座標または絶対座標に切り替え
(*:アスタリスクキー)
 
■ 比較機能(3Dモデルと図面)
SPACE PROBEValidation Toolは、モデルや図面の「違い」を見つけるのが困難なデータを迅速に比較・検証します。
様々なCADデーターを取り込み、ユーザの定義基準で2つのモデルを検証し、幾何学的に比較。モデリングデータは、曲線、ソリッド、 シェルおよびリファレンスを比較し結果を表示。さらにデータを保証する検証レポートまで作成。部品のPDM変更管理、デザイン変更された部品の比較、 サプライヤから提供される部品の比較に効果を発揮します。