CADPAC-CREATOR 3Dには、モデリングモードとレイアウトモードと呼ばれる2つのシステムモードがあります。2つのモードは別々に分かれていますが、モデルもレイアウトも1つのデザインファイルに含まれ、同じパートを共有しています。
レイアウトモードでは、モデリングモードで作成したパートの複数ビュー、つまり投影図を必要数だけ2次元の図面上に配置して、寸法や注記を記入して図面化することができます。また、モデルを修正すると2次元図面も自動的に更新されます。
![モデリングモードとレイアウトモード](/d/file/CAD/a3366be7ae3a91dfdee0a2ce74d47e60.gif)
- 一つのモデルに対して複数のレイアウトを作ることが出来ます。
- 各レイアウトにはそれぞれ、レイアウト名、用紙サイズ、縮尺などが設定できます。
- パートごとに任意の数のレイアウトが作成でき、各レイアウトには任意の数のレベルを設定可能。投影図のレベルツリーを選択して、パートに含まれるレベルの確認や切り替えができます。
- 各レイアウトには、モデリングモードとは別に、個別の寸法注釈設定ができます。
- 図形を編集すると、その図形に関連する要素は全て変更されます。これは、モデリングモードとレイアウトモードの両方に適用されます。
- レイアウト機能により、形状設計の作業はほとんどをモデリングモードで実行して、寸法や注釈、ラベルなど製図の詳細をレイアウトモードで行えるので、効率よく間違いのない製図作業が可能です。
- 1つの CADPAC-CREATOR 3D デザインファイルには、3次元モデルとそれから作られた複数のレイアウト(図面)を保存できるので、設計データの管理が簡潔になります。必要に応じて各図面のファイルやモデルのパートを様々なファイル形式で出力できるので、出図作業も簡単に行えます。
![モデリングモードとレイアウトモード](/d/file/CAD/59839bcc26480a7face470f2af5e0aab.jpg)