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Pam-Stamp 2019 (64 ビット)英語版

【2024,10月】 ESIのPAM-STAMPは、パーツや型の設計から製造における成形性に取り組む統合環境です。個別パネルの成形性検証はもちろんのこと、ドアなどの自動車クロージャーパネルの組み立て検証を支援します。あらゆる形状・素材のシートメタル成形工程を忠実に再現、プレス金型設計の効率化・高品質化を支援するプレス成形解析ソリューションです。
製品 Pam-stamp バージョン 2019 (64ビット)
言語 英語版 分類 プレス成形
対応OS:WINDOWS 7 (64ビット),WINDOWS 8.1(64ビット),WINDOWS 10(64ビット)

今ではあらゆる金属板成形工程において、顧客の要求から最終製品の仮想検査まで、さらに製造整備のセットアップに至るまでの全てをそのまま仮想化技術に取り込むことが可能です。これには材料コスト予測、型設計、実現性検証、製品の生産性評価、生産要具設計と成形工程を含みます。

自動車設計仕様の多様化が進む中、各仕様の生産数を調整するためにはロールヘミングのような柔軟性が高く、効率的な製造方法が必要となります。PAM-STAMPを活用することで実機による試作テストの必要性がなくなり、正確なヘミングプロセスに加えて、スプリングバックや形状偏差、外縁のロールインも評価できます。

設計初期段階で、スプリングバック・しわの発生、製造プロセスに必要なツールの想定等をシミュレーションしておくことで、試作後の修正・工程変更による手戻りを減らし、時間・コストの削減を支援します。

インターフェイスによって、ロボットアームによるロールヘミングと同様の物理的プロセスが定義され、既存の経験・戦略を最適化し、形状の偏差をコントロールすることができます。またトリムラインの位置は各部品それぞれの作業手順に合わせて最適化されます。
 

PAM-STAMPのメリット

  • 正確で高品質な検証結果
  • 高度な材料モデルの適用
  • 割れ、しわ、表面欠陥の予測
  • 最先端材料(AHSS、UHSS、アルミ合金)のスプリングバックを予測
  • ドアやフードなどの自動車クロージャー部品に対し、製造や接合の影響を考慮したスプリングバックの見込み補正

    歪の評価
    楕円化の予測
    曲げ位置の迅速な検出
    溶接シームの検討
    余肉部を簡単に配置
    型表面形状の自動生成
    マルチステージ成形の作業をマクロにより効率化
    開発プロセスを迅速化しコスト削減を実現。
PAM-STAMPはバーチャルの曲げ加工機械を提供します。これにより、たとえばクランプ型に加えられる荷重に関するすべての軸の制御、または圧力型の経路と速度の制御が可能になります。シンプルな曲げ加工のセットアップから複雑なチューブ曲げまで対応しています。