Trimble RealWorksでは、点群ベース、ターゲットベース、または地理参照ベースで、容易に複数のスキャニングデータを統合し、合成することが
できます。
また、TrimbleCXおよびFXのデータセットの合成は全自動モードで実行することができ、さらに生産性を向上できます。平面ターゲットおよび球体ターゲットは自動検出され、抽出後に自動的に統合されます。ステーションはその後バッチモードで合成されます。
地理参照ツールによる合成では、既知の座標を全てのスキャンデータに含まれる様々な点に割り当てることができます。点の例としては、ターゲットの中心、既知点、または他の測量機器から取得した測量座標などがあります。
点群ベースの合成では、2つの異なる場所からスキャンしたデータから同じ点を選択します。第2段階では、そこから自動的に調整することも可能です。
ターゲットベー の合成では、異なるステーションを自動的に合成し、品質管理レポートを出力することができます。ターゲットベースの合成には既知点に設置されたステーション/任意の場所に設置したステーション(後方交交法)/水平でないステーションが含まれます。
Trimble Spatial Imagingセンサを使用してトラバース法でデータを取得した場合、アライメントは自動的に行なわれます。
品質保証では、Target Analyzerツールを使用してターゲットまたは測量点が十分であるかの確認、不正確に合成されたデータの修正または削除、スキャニングされたことが視覚的に識別できたターゲットを点群データに追加することなどが行えます。結果出力は、Entity-Based Registration Reportツールを使用して完全な品質管理レポートをrtf形式で生成できます。
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