Geomagic Control X は LiveInspectを使ったPCから離れて測定器で直接検査するもっともよい方法を提供します。このリリースでは時間短縮と自由度の向上のための多くの改善が行われています。
ハードウェアデバイスとの互換性の更新
次のスキャニングデバイスとの互換性が更新されました
- • AICON 3D Systems (www.aicon3d.com)
- • Creaform (www.creaform3d.com)
- • FARO Technologies (www.faro.com)
- • Kreon Technologies (kreon3d.com)
- • Nikon Metrology (www.nikonmetrology.com)
- • RPS Metrology (www.rpsmetrology.com)
新しいクリッピング平面
LiveCapture コマンドに新しく Use Clipping Plane( クリッピング平面を使用)オプションが追加されました。このオプションは平面の位置を指定して、LiveCapture を使ってオブジェクトをスキャンしている最中に取得したデータの中に一緒にスキャンされた床部分を自動的に破棄します。対象のオブジェクトが安定した台に置かれている場合、 Capture Plane( 平面をキャプチャ)オプションを利用して、台座領域をスキャンして、その部分を 直接クリッピング平面として指定することができます。
フリープローブ
LiveScanでプローブデータを自由に取得することができるようになりました。CAD が無くても、事前に定義した検査プランが無くてもプローブできます。プローブセッションはデバイスボタンでグループ化されます。
プローブデータ
プローブデータの利用に多くの改善が行われました。1つのプロジェクトで取得したプローブデータを取得情報と共に他のプロジェクトに利用することができます。また、 Transform Measured Data( 測定データ変換)ツールを使ってプローブデータを他のプローブデータやスキャンデータの位置に合わせすることができます。さらにGeomagic Control Xは他のプロービングソフトウェアから出力されたプローブデータと完全な互換性を提供します。
円の1点プローブ
LiveInspectでのプロービング中に、円のプロービング方法がプロービング球の直径とターゲットとなる形状の直径との差から判断して自動的に Single Point Circle( 1点円)に替わるようになりました。
詳しくは Geomagic Control X ヘルプの LiveInspect > LiveGeometry の creating a circle by using the Single Point Circle(1点円を使った円の作成) を参照してください。