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SpatialAnalyzer v2015 日本語版

Spatial Analyzer
【2024,10月】 SpatialAnalyzer(SA)は、非常に優れた携帯型測定装置のソフトウェアソリューションです。SAは、測定装置を選ばないトレーサブルな3Dグラフィックソフトウェアプラットフォームで、さまざまなパーツやツールのデータ分析、ビルド、検査、自動化、レポート、リバースデザインなどを簡単に行うことができます。
製品 Spatial Analyzer バージョン 2015
言語 日本語版 分類 逆アセンプラ

SpatialAnalyzer(SA)は、非常に優れた携帯型測定装置のソフトウェアソリューションです。SAは、測定装置を選ばないトレーサブルな3Dグラフィックソフトウェアプラットフォームで、さまざまなパーツやツールのデータ分析、ビルド、検査、自動化、レポート、リバースデザインなどを簡単に行うことができます。

汎用性に富み、使いやすいSAは、複雑なタスクを簡単に行うことができるほか、さまざまな数とタイプの携帯型測定装置と同時通信を行うことができます。通信相手となる装置の数とタイプは実質的に無制限です。SAは複数の測定装置のデータを統合化することができるので、ユーザーは精度向上、時間短縮のための最適値を求めることが可能で、最終的に生産性を向上させます。

SpatialAnalyzer
SpatialAnalyzer

Spatial Analyzer主な特長

Spatial Analyzerあらゆるタイプの携帯型測定装置を完全にサポート

これには、レーザートラッカー、アーム、レーザーレーダー、スキャナー、プロジェクター、セオドライト、トータルステーション、写真測定装置が含まれます。ただし、それぞれの装置に応じた一般的なインターフェースを備えたものに限ります。

Spatial Analyzerアライメント

3-2-1法やベストフィット法から、クイックアラインやクラシックサーフェスフィットなどの対話方式によるフィッティングまで、さまざまな手法により既知の座標系に対してアライメントを行います。リレーションシップフィッティングを行えば、従来の反復フィッティングに加えて、関連づけされたサーフェースへの同時形状ベースフィッティングが可能です。

Spatial Analyzerトレーサビリティ

開始から終了までのすべてのデータの明確な履歴を保持し、測定からレポートまでのトレーサビリティを100%保証します。

Spatial Analyzer不確実性計算とUSMN

測定の不確実性を計算し、USMNを使用して理想的な測定機ネットワークを実現します。

Spatial Analyzerリアルタイムビルドと仮想組立

リレーションシップと拘束条件に基づき、デジタル処理によってコンポーネントを組み立て、最終組み立て時にパーツがどのように組み付けられるのかを確認します。リアルタイムビルディングには、一連のツールをすべて使用できます。

Spatial AnalyzerGD&T検査

ネイティブCADの注釈データをサポートすることにより、ASME標準のGD&T要件に対応しています。

Spatial Analyzer形状検査

CADモデルや基本的形状から設計値をベースとした検査ルーチンを定義します。

Spatial Analyzerモデルベース定義

CADモデルの利点を生かし、時間をかけた偏差データの取り込みやリアルタイムな偏差データ表示が行えます。

Spatial Analyzerレポーティングツール

カスタムレポートを、さまざまなフォーマットで迅速かつ簡単に作成できます。

SpatialAnalyzerオートメーション

測定プランとSDKを使用して、強力なスクリプト機能とオートメーション機能を有効にすることができます。

SpatialAnalyzerポイントクラウド

形状フィッティングと自動球抽出のためにレーザースキャナーインターフェースと拡張ツールを組み合わせることができます。

スキャンデータから自動的に形状を抽出して、CADとの比較やGD&Tによる分析を簡単に行うことができます。

SpatialAnalyzerSA Remote

3-DOFおよび6-DOFの空間データをリアルタイムで表示し、iPhone®、iPod® touch、またはiPad®からレーザートラッカーをリモート制御します。公式のSA RemoteアプリケーションをAppleのApp Storeからダウンロードしてください(無料)。

Spatial Analyzer主要応用分野

  1. 航空宇宙
  2. 造船
  3. エネルギー
  1. 衛星
  2. 自動車

Spatial AnalyzerサポートしているCADフォーマット:

  1. IGES
  2. STEP
  3. STL
  4. CATIA®
  5. SolidWorks®
  1. NX®
  2. Pro/ENGINEER®
  3. Creo Parametric
  4. Inventor
  5. その他多数

Spatial Analyzer最小システム要件:

  1. Windows XP SP3以降
  2. 512MBシステムRAM
  3. 500MBのディスク空き容量
  1. インストール用
  2. (データファイル保存のためのスペースは別です)
  3. 1024×768スクリーン解像度

Spatial Analyzer3種類のパッケージを用意しています

New River Kinematics(NRK)のSpatialAnalyzer®(SA)は、測定、アライメント、およびレポート作成に欠かすことのできない重要なソフトウェアで、大規模製造環境における携帯型測定装置に使用することができます。SAは、120種類を超える測定装置用にインターフェースがあり、これらの装置は、同時に走らせることができます。それぞれの装置の種類ごとに共通のインターフェースがあります。SAソフトウェアーには、様々な測定の要求や目的に対応できるように

3種類のパッケージを用意しています。さらに、計測に関して難題を抱えているお客様向けにカスタムソフトウェアーソリューションをご提供致します。

Spatial AnalyzerSA PROFESSIONAL

SA Professional with Native CADは、専門的な測定、アライメント、検査、解析、およびレポート作成用の基本ソフトウェアで、あらゆる携帯型測定装置に使用できます。また、本パッケージには基本的な全ての測定用機能の他に、さらに重要となるいくつかの検査機能(形状検査や自動測定)が含まれています。

  1. 測定
    SA Professionalは、測定からレポート作成まで100%のトレーサビリティを提供します。すべての測定データは、タイムスタンプ、測定機情報、気象データ、その他の測定パラメータとともに保存されます。さらに、ログファイルにもユーザーの操作、フィット結果、その他の情報が記録されるので、ジョブファイルの総合的な履歴を確認することができます。
  2. アライメント
    測定プロセスに欠かすことのできない部分が、既知の座標系に対する測定値のアライメントです。SA Basicには、従来の3-2-1アライメントから、より先進的なサーフェスフィットまで、さまざまなアライメント方法が含まれています。
  3. ビルド
    リレーションシップ機能を利用すれば、パーツの偏差を簡単に計算して監視することができます。リレーションシップは動的な性質を持っており、パーツのアライメントやデータ変更があると自動的に更新されます。
  4. 評価と分析
    使いやすいインターフェースにより、グラフィックと数値の両方を使って測定の不確実性を表示できるので、ユーザーは測定品質を容易に把握することができます。
  5. レポート作成
    SA Professionalは、迅速で使いやすいレポート作成機能を提供します。クイックレポートは現場でのレポート作成に最適で、レポートテンプレートはレポートを繰り返し作成する場合に便利です。また、レポートデザイナを使用すれば、項目をドラッグアンドドロップするだけで、表、チャート、グラフを使用したカスタムレポートを作成することができます。
  6. GD&T検査
    GD&T機能を使用すれば、GD&T注釈データとCADデータのインポート、手動による注釈データの作成、およびGD&T標準に基づく測定とリアルタイムレポートを行うことができます。
  7. 形状検査
    形状検査では、CADモデルや基本的な形状から設計値をベースとした検査ルーチンを定義づけすることができます。

Spatial AnalyzerSA ULTIMATE

SA Ultimate with Native CADでは、最先端の測定、最適化、解析、レポート作成、および自動化のための非常に優れたソフトウェアで、あらゆる携帯型測定装置に使用できます。SA Ultimateは、SA Professionalのすべての機能を含んでおり、かつ、以下の機能も備えております。

  1. リアルタイムアライメント
    変換追跡機能を使用すれば、動いているパーツをリアルタイムで追跡できるので、パーツが所定の位置に収まるまでの位置をモニターすることができます。
  2. 高度な最適化フィット
    リレーションシップ最小化機能は、高度なアライメントに必要な機能を提供します。リレーションシップの最小化は、許容値外のパーツを許容値内に戻すことに役立ちます。また、複数の拘束条件を満足する為にフィット限界値を定めることも可能です。
  3. 複雑な測定機ネットワーク
    USMNは、ネットワーク内のさまざまな測定機の不確実性を計算して、従来のアライメント方法によるものよりもはるかに正確な測定機ネットワークを提供する、非常に強力な機能です。この機能は、円形加速器、潜水艦の全体測定、大型機械の測定といった大規模ネットワークの計算を行う測定グループに使用されます。
  4. オートメーション
    測定プラン機能とSA SDK機能を使用すれば、プロセスを大幅に自動化することができます。シンプルかつ高度なスクリプトを作成することで、エラーを無くすとともにリソースを大幅に削減しながら、従来数日間かかっていた解析時間を分単位に短縮して、ワークフローと生産性を大きく改善することが可能です。
  5. パイプフィッティング
    パイプフィッティング機能は、精密切断を行わなければならないような大規模パイプアプリケーションに使用します。
    精密測定と最適化によって精度が向上するので、再加工コストを削減できます。
  6. データベース出力
    データベース出力は、追加的なレポート機能でSAデータをデータベースに転送し、長期に渡ってプロジェクト/データを追跡する際に役立ちます。

Spatial AnalyzerSA MACHINE

SA Machine + Native CAD には、SA Ultimateのすべての機能が含まれています。さらに、ロボットおよびCNCマシンとのインターフェースを取ることもできます。これによってロボットや大型CNCマシンの較正と補正を行って、より高い精度を得ることができます。また、ロボット用スクリプト作成、ペンダント動作のティーチング、および線形または関節空間ロボット制御を可能にすることもできます。