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TEBIS V4.0 R7 SP1 (64ビット) 日本語版

TEBIS
【2024,10月】 金型設計製造プロセスにおいて、ソフトウェアの担う範囲は非常に広範囲に渡ります。 Tebisシステムはこのプロセス全体をカバーする幅広いモジュール郡を有したCAD/CAMソリューションを提供し、日々ユーザから求められる厳しい要求に答えます。
製品 TEBIS バージョン 4.0 R7 SP1 (64ビット)
言語 日本語版 分類 CAMソフト

Tebis:金型設計製造プロセスにおけるプロフェッショナル・スタンダード

金型設計製造プロセスにおいて、ソフトウェアの担う範囲は非常に広範囲に渡ります。 Tebisシステムはこのプロセス全体をカバーする幅広いモジュール郡を有したCAD/CAMソリューションを提供し、日々ユーザから求められる厳しい要求に答えます。

現在では、全世界で1500社以上の導入実績を持ち、個人のエンジニアからグローバル展開する自動車メーカーまで、様々な業種の多くのユーザがTebisシステムの強力な機能に満足しています。

Tebis:金型設計製造プロセスにおけるプロフェッショナル・スタンダード

TebisCAD

  • ベース
  • CADインターフェース
  • サーフェイス・デザイン
  • アドバンス・サーフェイス・デザイン
  • デジタイズ・データ・プロセッシング
  • BREP
  • エレクトロード・デザイン
  • フィーチャー・デザイン

Tebisベース

ベースは全てのTebisモジュールに共通する有益な機能を提供します。

ワイヤフレームモデル・デザイン

解析:
モデル品質の評価、カラーマップによる設変エリアの特定、アンダーカットエリアやフィレット部・平面部の検出
データ管理:
階層を持たせたレイヤーやグループによるデータ管理、シェーディングや陰線処理によるモデルのアニメーション管理
図面作成:
各軸方向ビューや断面ビューをプリンター/プロッターや画像イメージファイルへ出力
システム設定:
モデルの表示設定や名前の自動設定ルール等、個々のパラメーターに応じた幅広い設定環境の提供

TebisCADインターフェース

CAD/CAMシステムは近年ますます複雑化しており、各システム間のデータ授受には今まで以上に強力なインターフェースが必要です。スムーズなデータ変換能力は仕事の受注においても重要な要素となります。

Tebisは変換効率の良いダイレクトインターフェースを含めた多くのインターフェースを提供します。ダイレクトインターフェースはCATIAやUGなど他CADシステムのオリジナルデータを直接変換する為、中間フォーマットを使用した変換に比べロスが無く、階層・レイヤー・グループ・要素色など多くの情報を含んだ幾何学構造のデータ変換が可能です。 全てのインターフェースでは変換可能なデータサイズ制限が無く、データ変換時に内部セグメントを最適化する機能を実装しているので、大容量データもスムーズに変換することが出来ます。

CATIA V4上の要素色・階層をそのまま引き継ぐことが可能
CATIA V4上の要素色・階層をそのまま引き継
ぐことが可能
CATIA V5のアセンブリ構造をそのままレイヤへ反映して取り込むことが可能
CATIA V5のアセンブリ構造をそのままレイヤ
へ反映して取り込むことが可能
 

以下のインターフェースを使用可能です。

入力/出力

  • Catia V4 ダイレクトインターフェース
  • Catia V5 ダイレクトインターフェース
  • Unigraphics ダイレクトインターフェース
  • VDA インターフェース
  • IGES インターフェース
  • DXF インターフェース
  • STL インターフェース

入力

  • Pro/E ダイレクトインターフェース
  • Solidworks ダイレクトインターフェース
  • Parasolid ダイレクトインターフェース
  • STEP インターフェース

Tebisサーフェイス・デザイン

サーフェイス・デザインはサーフェイスモデルの作成や編集を行う総合的なパッケージです。プリミティブ形状などの基本3次元サーフェイスモデルから高品質なブレンド面・閉領域曲面・オフセット面・フィレット面など幅広く作成することが出来ます。

ベースモジュールの機能を併用して高い品質が要求される複雑なサーフェイスモデルの作成や外部のCADシステムから取り込んだサーフェイスモデルの修正を快適に行うことが出来ます。

面延長やブレンド面・閉領域曲面・一定/徐変フィレット面作成などを行う対話式機能やTebis独自の強力な面群化機能など、型設計からCAM準備作業まで行える先進的・直感的なコマンド群は設計製造プロセスに大きな利益をもたらします。

Tebisアドバンス・サーフェイス・デザイン

アドバンス・サーフェイス・デザインでは、プレス金型製作における見込み変形作業や樹脂金型製作におけるパーティング面の作成・抜き勾配面の作成、またCAM作業における延長面や蓋面の作成など、型製作やCAM準備作業における複雑な設計業務を強力にサポートする機能を提供します。

上流工程におけるスプリングバック見込み変形やバックリングを加味したトリムライン変形、またシートパネルの流入を加味したR逃がし面の作成など、プレス金型技術の側面をモデルへ盛り込むのに理想的なツールです。また、面群の延長機能を使用した樹脂金型製作におけるパーティング面の作成や抜き勾配面の作成や一括穴埋めなどスピーディーなモデリング作業が可能です。

Tebisデジタイズ・データ・プロセッシング

デジタイズ・データ・プロセッシングは光学式/接触式計測器から得られた計測データ(STLデータ)やFEMメッシュデータを処理する機能を提供します。位置あわせ、トリム、穴埋め、スムージング、間引きなど、リバースエンジニアリングやCAMで使用するメッシュデータの準備作業における強力なツールです。

Tebisは様々な計測機から出力された計測データやFEMメッシュデータをSTL形式で取り込み、ノイズの無い滑らかで高品質なメッシュデータへ修正する事が出来ます。

Tebis CAMのハイブリッドテクノロジーではサーフェイスモデルとメッシュデータを併せて演算することが出来、高い品質が求められるエリアはリバーサーで作成したサーフェイスモデルを使用し、それ以外のエリアはメッシュデータをそのまま使用するといった柔軟な加工モデルの指定が可能です。

TebisBREP

ソリッド的な境界表現方法であるBREP(Boundary REPresentation)技術をベースとし、ターゲット要素(サーフェイスモデル・メッシュモデル)を参照した柔軟かつスピーディーなCAD作業が可能です。

Boundary REPresentation

BREPにはCAD作業工程の中の様々な用途に応じた6つの機能群を有し、それぞれの機能を相互利用することで、Tebis内でのCAD作業完結にるデータ一元管理が可能となります。

BREPにはCAD作業工程の中の様々な用途に応じた6つの機能群を有し、それぞれの機能を相互利用することで、Tebis内でのCAD作業完結にるデータ一元管理が可能となります。

Tebisエレクトロード・デザイン

エレクトロード・デザインでは電極素材やホルダーのライブラリーを参照しながら、放電加工が必要な範囲に簡単に電極モデルを作成することが出来ます。

解析機能にてミリング加工後の放電加工が必要な範囲を検出し、サーフェイスモデルとして抽出することが出来ます。抽出したサーフェイスモデルから周辺形状との干渉を考慮した電極台座形状や使用ホルダーを決定し電極モデルを作成します。

色で残り量を示した残領域機能によりミリング加工後の放電加工が必要な領域を検出可能
色で残り量を示した残領域機能によりミリング加工後の放電加工が必要な領域を検出可能

Tebisフィーチャー・デザイン

フィーチャー・デザインでは、加工に必要な数値パラメーターが管理されたフィーチャー属性を構造図形に含まれる穴形状やポケット形状に合わせて割り当てることが出来ます。フィーチャー属性は穴加工やポケット加工に必要な深さや径などの数値を加工パラメーターとして自動で引き渡すことが出来る為、複数の穴やポケットの加工データ作成に大きな効果をもたらします。

形状検出精度と穴やポケットを表現する形状の割合指定により、どのような形状でも割り当て可能なフィーチャーを素早く検出し、信頼性のあるフィーチャーを割り当てることが出来ます。また他のCADシステムの加工属性をフィーチャーとして取り込むことも可能で、Tebis内での加工準備作業を大幅に削減することが出来ます。

射出成型金型における、単純なタップや多段のネジ付き冷却穴など170以上のフィーチャー
射出成型金型における、単純なタップや多段
のネジ付き冷却穴など170以上のフィーチャー
フィーチャーライブラリーは必要な穴図形と加工情報を定義し階層構造で管理
フィーチャーライブラリーは必要な穴図形と加工情
報を定義し階層構造で管理
フィーチャー検出は水穴グループと認識し、最適なフィーチャーをライブラリー上に検出
フィーチャー検出は水穴グループと認識し、最適
なフィーチャーをライブラリー上に検出
編集機能を用いたフィーチャーの事後修正
編集機能を用いたフィーチャーの事後修正
 

TebisCAM

  • 2.5軸加工
  • 3+2軸荒加工
  • 3+2軸仕上げ加工
  • 3+2軸隅部加工
  • 3+2軸チューブ加工
  • 同時5軸加工
  • 5軸レーザー加工
  • 5軸トリム加工
  • 4軸ワイヤ加工
  • 旋盤加工
  • NCインターフェース

Tebis2.5軸加工

2.5軸加工は、座面・スライド面などをの平面加工や様々な種類の穴加工、更には各種ポケット加工のデータ作成を行うことができ、自動車や産業機械、航空宇宙産業などさまざまな分野へ適用することが可能です。

キリ穴やタップ/リーマ穴などの穴加工や前工程の削り残しを加味したポケットや平面/プロファイルなどの形状加工のデータ作成が可能です。また、フィーチャーテクノロジーを併用することでそれらの加工データを簡単に作成することが可能です。

Tebis効果的で安全な自動加工

フィーチャーテクノロジーとNCセットテクノロジーにより、2.5軸加工に特別な効果をもたらします。 NCセットには標準化された加工工程が設定され、形状に定義されたフィーチャーとリンクして深さや径などの加工パラメーターを自動で設定します。これにより、加工データ作成を完全自動で行うことが可能で、NC作成工数を大幅に削減可能です。

完全な5面加工:鍛造型における複数方向からの平面加工とポケット加工
完全な5面加工:鍛造型における複数方向からの
平面加工とポケット加工
干渉回避及びリトラクトの最適化:常に形状を考慮した計算
干渉回避及びリトラクトの最適化:常に形状を考慮
した計算
Tebisの2.5軸加工は複雑な深穴加工にも対応
Tebisの2.5軸加工は複雑な深穴加工にも対応
NCセットテクノロジーにより全てのタイプの穴・ポケットを自動計算
NCセットテクノロジーにより全てのタイプの穴・ポケ
ットを自動計算
 

Tebis3+2軸荒加工

3+2軸荒加工では定義された素材形状から等高線加工データと加工後のストックモデルを作成します。

NC計算の段階で各層単位の計算と共に絶え間なく素材形状の更新を行い、最終的に等高線加工データと加工後のストックモデルを作成します。

このストックモデルを次の再荒加工で使用することにより、どこにどれくらいの素材が残っているかを常に把握し、エアカットの少ない最適な加工データを作成します。

また、滑らかな形状輪郭加工のアルゴリズムによる高速加工や、加工動作や工具の接触状況に応じた送り速度の制御により、効率的な加工を実現することが可能です。

Tebis効率的な再荒加工のための材料厚解析

作成されたストックモデルと加工対象形状を比較することで、迅速に、確実に、正確に削り残り箇所を確認することが出来ます

材料厚解析により多くの素材が残っている箇所を赤色表示
材料厚解析により多くの素材が残ってい
る箇所を赤色表示
作成されたストックモデルを再荒加工の素材として利用
作成されたストックモデルを再荒加工
の素材として利用
最適な荒加工の為、3次元デジタイザーで測定した鋳物形状を素材として利用可能
最適な荒加工の為、3次元デジタイザーで測定
した鋳物形状を素材として利用可能
急勾配やアンダーカット領域への傾斜加工の適用が可能
急勾配やアンダーカット領域への傾斜加工
の適用が可能
ツールパスのR付け、スムージングによる高速荒加工
ツールパスのR付け、スムージングによる
高速荒加工
ラディアス工具使用により作成された階段状のストックモデル
ラディアス工具使用により作成された階段状の
ストックモデル
材料厚解析にてストックモデルから再荒加工のためのエリアカーブを抽出可能
材料厚解析にてストックモデルから再荒加工の
ためのエリアカーブを抽出可能
 

Tebis3+2軸仕上げ加工

3+2軸仕上げ加工は中仕上げ、仕上げにおける3次元形状の高速加工や輪郭、コーナー部加工において理想的です。

ケガキ工具からボールエンドミル工具、ラディアス工具まですべてのカッタータイプをサポートします。

自動的または対話的なオペレーションにより、各加工領域へ様々な加工パターンのツールパスを作成し、干渉チェックを含むシミュレーションを行うことが可能です。

Tebis大容量且つ複雑なデータの取り扱い

大容量且つ複雑な形状でも、材料厚や仕上げ代を考慮しキャビ/コア型の加工データ作成を高速に行うことが可能です。

Tebis最適な加工工程

Tebisは金型メーカーのニーズに応じたすべての加工工程を提供します。

加工対象と求められる品質に応じて、仕上げ工程では走査線加工、ガイドカーブ加工、等高線加工、単面加工、面沿い加工を選ぶことが可能です。

表面品質を向上させるために、加工対象の急勾配領域を等高線加工で計算し…
表面品質を向上させるために、加工対象の急勾配
領域を等高線加工で計算し…
…平坦領域は走査線加工もしくはガイドカーブ加工にて自動計算を実施
…平坦領域は走査線加工もしくはガイドカーブ加
工にて自動計算を実施
設定された加工領域を自動計算
設定された加工領域を自動計算
ガイドカーブ加工では、加工領域に沿った加工を実施可能
ガイドカーブ加工では、加工領域に沿った加工を
実施可能
 

Tebis3+2軸隅部加工

大きいカッターと再加工するための小さいカッターの組み合わせは、面加工における最も効果的な方法です。3+2軸隅部加工は、前工程での削り残り部を自動的に認識し、必要なツールパスを計算します。

前工程の大径工具で加工できなかった削り残り領域を自動的に認識し、ボール工具やラディアス工具を使用したツールパスを作成可能です。

Tebis表面仕上げの為の最適な加工パターン

Tebisは加工対象形状の平面領域や勾配領域を指定角度により判断し、平坦部はフィレットに沿った長手方向加工や輪郭オフセット加工、急勾配領域は螺旋加工や等高線加工など、隅部領域に対して最適な加工パターンのツールパスを作成することが出来ます。

複雑なドアインナーパネル金型の隅部加工工程
複雑なドアインナーパネル金型の隅部加工工程
急勾配領域の螺旋加工
急勾配領域の螺旋加工
輪郭オフセット加工
輪郭オフセット加工
 

Tebis3+2軸チューブ加工

3+2軸チューブ加工はインテークマニホールドやエギゾーストマニホールドに対応するチューブ加工の加工データ作成が可能です。 ボールカッターやキーカッターなどの特殊工具を使用した3軸の粗・仕上げ加工により、曲がったチューブモデルの加工を実現しました。

曲率変化が大きく長いチューブにおいては両方向からの加工が必要になります。加工手法としては、長手方向および短手方向のダウンカット・アップカット・往復の加工パターンを使用出来、短手加工ではダウンカットおよびアップカットでのらせん加工にも対応します。

短手加工における、ダウンカットおよびアップカットでのらせん加工
短手加工における、ダウンカットおよびアップ
カットでのらせん加工
荒加工に適した長手加工
荒加工に適した長手加工
 

Tebis同時5軸加工

同時5軸加工を使用することで、3軸よりも正確なサーフェイスおよびカーブ加工を行うことができます。 同時5軸加工も3+2軸加工と同じユーザインターフェースを使用するので、同じオペレーションでのツールパス作成が可能で、凸形状、凹形状の両方のサーフェイス加工において非常に有効です。この時、ツールライブラリに登録したリアルなホルダー形状に対しての干渉チェックを同時に実施します。

Tebis3次元トリム、削り出し加工およびサーフェイス加工における高度な方策

カーブ加工は、3次元加工後の輪郭仕上げやケガキ加工に有効な5軸ツールパスを作成します。

サーフェイス加工の為の表面加工および側面加工の機能があり、また干渉を防ぐために干渉面や加工エリアカーブを選択することができます。下刃の無いカッターにおいても、進入動作や退避動作のパターンを定義することで加工品質を高めることが出来ます。

Tebis加工機のヘッド形状と動作リミットを考慮したNC計算

Tebisではツールパス計算時に加工機ヘッド形状と動作リミットを考慮します。シェーディング表示によるリアルタイムシミュレーションや干渉チェックを用いることで実機上での加工事故を未然に防ぐことが出来ます。

キャビティ形状の表面加工時に、ホルダー干渉を回避するための角度制限を設けることが可能
キャビティ形状の表面加工時に、ホルダー干渉を
回避するための角度制限を設けることが可能
輪郭を整えるための面直加工
輪郭を整えるための
面直加工
2本のガイドカーブ間を補間したツールパス作成
2本のガイドカーブ間を補間したツールパス作成
カッター側面を使用した一発仕上げツールパスの作成
カッター側面を使用した一発仕上げツールパス
の作成
 

Tebis5軸レーザー加工

5軸レーザー加工は、2軸から5軸のオフラインレーザー加工用のツールパス作成に用います。試作部署ではシートメタル部品の試作や多数個トリムを目的に使用します。金型部署では、成型部品のトリム後スプリングバック検証に、Tebisを用いてトライアウトを実施します。

5軸レーザー加工は外周製品輪郭のトリムと内部の穴およびスロットなどの定型穴加工の両方に対応します。ツールパス作成中に自動でヘッド干渉や機械動作リミットをチェックし、その結果を元にオペレーターは機械姿勢を変更しながら思い通りのツールパスを作成することが出来ます。Tebisは干渉チェック、ノズル角度変位チェック、対面角度チェックなどの機能で、オペレーターをサポートします。ジョブマネージャーは全てのツールパスの状況を管理し、さらにミラーコピー・回転・移動などの編集作業も実施します。

Tebis半自動・全自動での干渉チェック

ツールパスの計算中、部品やトリムラインを考慮して、自動でレーザーヘッドの全形状を対象とした干渉チェックを行います。これは冶具やクランプに対しても行うことができます。Tebisはそこで干渉箇所を表示し、オペレーターはグラフィカルな操作で干渉を回避したツールパスを作成することができます。 レーザー加工機側で修正したNCプログラムをTebisに読み込むこともできます。これは再利用の為に保存したり、さらにTebisにて修正を加えたりする用途で用います。

製品部品を定義するだけで、自動で3次元のプレート冶具・ベース冶具の作成が可能
製品部品を定義するだけで、自動で3次元のプレ
ート冶具・ベース冶具の作成が可能
グラフィカルで操作性の良いユーザインターフェースを用いたレーザーヘッドのアプローチ変更と広範囲なチェック機能と合わせ、干渉の無い安定したツールパスの作成が可能
グラフィカルで操作性の良いユー
ザインターフェースを用いたレーザーヘッドのア
プローチ変更と広範囲なチェ
ック機能と合わせ、干渉の無い安定し
たツールパスの作成が可能
使用加工機の変更や段取りの変更に合わせて、作成したツールパス後編集が可能
使用加工機の変更や段取りの変更に合わせて、
作成したツールパス後編集が可能
円弧部分の自動G02・G03出力
円弧部分の自動G02・G03出力
 

Tebis5軸トリム加工

5軸トリム加工を使用することで、3軸から同時5軸のオフライントリムNCプログラムを作成することができます。加工機の停止時間を防ぐため、これらの作業は全てPC上のバーチャルの領域で実施します。 このモジュールは射出成型のプラスチック製品、カーボンやグラスファイバー製品の加工、多数個取りに対応したロボットの制御などで、効果を発揮します。Tebisはあらゆるメーカーの加工機に対応します。

Tebisグラフィカルな対話型ユーザインターフェースによるツールパス作成

オペレーターは計算されたトリムラインを簡単にシミュレーションし、解析することができます。システムは自動で干渉領域や加工機ヘッドが不必要に大きく動作する箇所を特定し、ハイライト表示します。使いやすくグラフィカルな対話型ユーザインターフェースは、これらの修正に大きな力を発揮します。

Tebis加工機の変更

Tebisテクノロジーがあれば、加工機の変更にも対応可能です。Tebisリバースプロセッサーを用いて、CADデータの無い加工データをTebisに読み込むことができます。加工機を変更する時にはこのリバースプロセッサーを使用して、NCプログラムを読み込み、対象の機械向けに出力し直すことが可能です。

マウスドラッグによる加工機ヘッドの姿勢変更と自動チェック機能を併用することで、干渉の無い安定したツールパス作成が可能
マウスドラッグによる加工機ヘッドの姿勢変更と自動チェック機能を併用することで、干渉の無い安定し
たツールパス作成が可能
加工機ヘッド位置(黄色)とアプローチ姿勢(赤色)をNCプログラム経由で読み込むことが可能
加工機ヘッド位置(黄色)とアプローチ姿勢(赤色)
をNCプログラム経由で読み込むことが可能
加工現場にて中心位置や形状を修正したNCプログラムをTebisに読み込むことが可能
加工現場にて中心位置や形状を修正したNCプロ
グラムをTebisに読み込むことが可能
 

Tebis4軸ワイヤ加工

プログラミング2軸および4軸ワイヤー放電加工機用4軸ワイヤ加工は、金型製造にある製造要件を専門とする強力な技術パッケージです。 対話的なユーザインターフェースにより、経験の少ないユーザでも迅速かつ効果的に最適なNCプログラムを作成できます。

Tebisは既存のサーフェイスを用いたツールパス計算が可能で、従来の複雑で時間のかかる準備作業が一切不要となります。

Tebisテンプレートテクノロジーによる最短工数でのプログラミング

快適なジョブブラウザーは工程定義を助けます。

用意された標準工程やカスタマイズした任意の工程を使用することで、穴や輪郭などのパラメーター設定と既存テンプレートを割り当てのみで作業を完結することが出来ます。

Tebis完全に統合されたマシンテクノロジー

Tebisは現在市場に出ているほぼ全てのワイヤ放電加工機に対応し、100以上のジェネレーターおよびソフトウェアバージョンと20のNCコントローラーをサポートしています。 加工プロセスにより別のワイヤ放電加工機に切り替える必要が生じた場合、既存の設定を新しいワイヤ放電加工機の設定へ自動変換し、NCデータ作成と加工時の不整合箇所のリストアップ計算まで行います。 リストアップされた不整合箇所は対話的なオペレーションで簡単に修正することが出来ます。

サーフェイスよりエラーの無い3次元輪郭の識別が可能
サーフェイスよりエラーの無い3次元輪郭
の識別が可能
CAMや電極設計などで既にTebisを使用している金型メーカー様は、同じソフトウェア上で放電加工データを作成することが可能
CAMや電極設計などで既にTebisを使用して
いる金型メーカー様は、同じソフトウェア上で
放電加工データを作成することが可能
 

Tebis旋盤加工

Tebisの旋盤加工モジュールでは、全工程のデータ作成をひとつのソフトウェア上で簡単に、そして実際の加工環境に近い状態で実施することが出来ます。穴加工や旋盤加工、そして形状加工までを1チャッキングで行うことで、飛躍的に製造時間を削減します。

外径加工、溝加工、ネジ切り加工、穴加工まで含む旋盤加工機能や回転プロファイル抽出機能の追加されたTebisの強力な機能群は優れた実績を残しています。 Tebisの旋盤加工モジュールはジョブ・マネージャーや機械シミュレーションと完全統合され、少ないマウス操作でツールセット干渉を回避した最適なNCデータ作成が可能です。高度に自動化されたプロセスの中でも、加工時間短縮の為に現場から求められる厳しい要求に対して柔軟に答える機能が豊富に準備されています。 機械シミュレーションによる機械の挙動確認を行うことで、データ作成の中で最適なパラメーターを設定することが可能です。

Tebis豊富な加工手法

外径や溝の等高線・面沿い加工や偏心加工を含むドリル加工など、長物加工に必要な全ての機能を有しています。 モデルの内外径把握により加工が必要なエリアを自動で認識します。

Tebis干渉レスなエリア計算とリアルタイム機械シミュレーション

Tebisの旋盤加工モジュールの大きな優位点はツールパス計算と同時にツールセットの干渉チェックが実施されることです。 干渉があればシステムは自動的に干渉エリアを除外し、全ての工程で干渉レスなツールパスと加工後形状を作成します。

Tebisジョブ・マネージャーと機械シミュレーションへの完全統合

Tebisの旋盤加工モジュールはジョブ・マネージャーに完全統合され、同じインタフェースの中でプロセス・チェーンの全ての作業を行う事が出来ます。 必要に応じて形状加工、穴加工、そして旋盤加工の工程がまとめられ、それぞれの工程間で加工後形状を引き継ぎ最適なNCデータの作成が可能です。

Tebis統合されたデータベース

実加工環境を把握することはデータ作成において非常に重要となり、シミュレーション等で使用する為に実機の状態をバーチャルに置き換える必要があります。 Tebisでは専用データベースの中で機械やツールセットを詳細な3Dモデルとして再現します。

ツールパス計算の中でツールセットの干渉チェックが実行され、干渉レスのNCデータが作成されます。
ツールパス計算の中でツールセットの干
渉チェックが実行され、干渉レスのNC
データが作成されます。
加工工程毎に加工後形状が更新され、各段階での加工状況が容易に確認出来ます。
加工工程毎に加工後形状が更新され、各段階
での加工状況が容易に確認
出来ます。
送り速度、回転数、切削速度等の詳細な加工条件設定を前もって行う事で、コントローラー側の調整を削減出来ます。
送り速度、回転数、切削速度等の
詳細な加工条件設定を前もって行う事で、コ
ントローラー側の調整を削減出来ます。
Tebisスケッチャーでは直観的なパラメトリック操作で2Dカーブを作成できます。
Tebisスケッチャーでは直観的なパラメトリック
操作で2Dカーブを作成できます。
回転プロファイルは2Dカーブからだけでなく、ソリッドモデルやメッシュデータ等の3Dデータからも取り出すことが可能です。
回転プロファイルは2Dカーブからだけでなく、ソリッドモデルやメッシュデータ等の
3Dデータからも取り出すことが可能です。
 

TebisNCインターフェース

Tebisで計算したツールパスは、NCインターフェースを通して各加工機・コントローラー向けに出力します。NC ViewerやSimulator同様、CAMにおいてもNCインターフェースは標準作業の中で活用されます。

CAMオペレーターや加工機オペレーターは、使用加工機向けのポストプロセッサーを使用し、機械言語に変換したNCデータを出力します。

Tebisツールマガジンとツールテーブル

ツールパス計算で使用したツールセットは、NC出力の際にTebis内に登録されたツールマガジンおよびツールテーブルによって管理されます。標準で加工機にセットされているツールセット以外にも、ツールパス計算で使用したツールセットを特定のマガジン番号に割り当てて出力することができます。

ポストプロセッサー

Tebisは広範囲に適用した汎用ポストプロセッサーを提供します。

  • 3+2軸向け
  • 2.5軸向け
  • 同時5軸向け
  • レーザー加工向け

Tebisポストプロセッサーはユーザの様々なニーズに対応します。汎用プロセッサーとして、あらゆる出力形式に対応可能です。

あらゆるコントローラーに対応
あらゆるコントローラーに対応
自動で加工機のツールマガジンに合わせたツール番号を出力
自動で加工機のツールマガジンに合わせたツール番号を出力
 

TebisVIEWER

  • ビューワー
  • アナライザー
  • オーガナイザー
  • ブラウザー

Tebisビューワー

ビューワーはビューワー・ファミリーの最小構成で、プロセスの最初から最後まで、様々な場面で使用可能です。

例えば、コスト見積もりを決定する重要なデータを図形から直接判断したり、簡単なマウス操作でアセンブリモデルから必要な寸法を採取するなどです。

複雑で技術的な図面に代わり、短時間の習得期間で誰でも使用できるということがビューワーの大きなメリットです。

Tebis複数ビューの同時確認

様々な角度や断面で部品や製品モデルの表示や寸法採取を自由に定義できるビューを提供します。紙図面と違い、どんな詳細レベルまで確認するかを自由に決めることができます。

紙図面を参照することなく、現状部品のアセンブリーや精度を確認可能
紙図面を参照することなく、現状部品のア
センブリーや精度を確認可能
異なるアセンブリー部品を自由にビューを定義し再利用可能
異なるアセンブリー部品を自由
にビューを定義し再利用可能
ダイナミック断面表示の利用により、部品の構成情報を整然と調べることが可能
ダイナミック断面表示の利用により、部品
の構成情報を整然と調べることが可能
ツールパスやフィーチャー、また電極モデルなど加工に関する要素の表示や解析が可能
ツールパスやフィーチャー、また電極モデルな
ど加工に関する要素の表示や解析が可能
 

TebisCADファイルの解析

図形測定機能により、座標、半径、長さ、角度などの寸法を簡単に素早く測定することができます。 ダイナミック断面表示機能はとても使いやすく機能します。 また、ストラクチャーツリーによりアセンブリー構成の表示・非表示を調節し、目的の構造のみに振り分けた表示が可能です。

Tebis文書

次工程での利用のため、最新モデルへのテキスト追記や編集が可能です。

 

Tebisアナライザー

アナライザーはビューワー・ファミリーの中間バージョンに位置づけられ、ビューワーの全ての機能に加え拡張された解析オプションと基本的なCAD機能を使用することが出来ます。 取り分け、コスト判断や作業準備において、様々な使用用途を提供します。

Tebis拡張された解析オプション

アナライザーの解析機能を用いることで、NCプログラム作成の準備段階における重要項目について、基準を設けた部品モデル検査を行うことができます。

これらには、穴や勾配角度、曲率解析や平面検査など、拡張されたサーフェイス図形解析が含まれます。

更に、アナライザーはパワフルな品質チェック機能を提供し、過剰な要素、要素間ギャップやループを簡単に検出することができます。

重複作業を避けるため、半径が変更されたR面の識別など、異なるモデルバージョンを簡単に比較することが可能
重複作業を避けるため、半径
が変更されたR面の識別など、異なるモデルバー
ジョンを簡単に比較することが可能
追加の寸法定義を伴うCAD機能や編集機能
追加の寸法定
義を伴うCAD機能や
編集機能
穴解析は穴径や属性などの要素情報を提供
穴解析は穴径や属性などの要素情報を提供
解析機能の関数エディターへの数値入力により、加工成果や素材コスト計算が可能
解析機能の関数エディターへの数値入
力により、加工成果や素材コスト計算が可能
 

TebisパワフルなCAD機能

アナライザーを用いて、直線・円・カーブのような単純なCAD要素を直接作成することが可能です。

もちろん、交点や円の中心点などの一時的な補助要素も作成できます。 この機能は、作業準備に関わるオペレーターが、CADファイル上に直接基準座標系を作成したり、 参照点や加工残し代を記録することを可能にします。

論理的に準備された部品は、構造化データベースとしてNCプログラム作成者に伝達されます。

Tebisオーガナイザー

オーガナイザーはビューワー・ファミリーの最上位版です。ビューワー機能の全てが盛り込まれ、加えてNCの機械や工具情報まで包括されております。 それにより、必要な最小の文書作成だけで加工工程の最初から最後までを一貫したフローで請け負います。

オーガナイザーは最新のCAD/CAM工程と現場の実用的な経験を結びつけ、複雑なCAD/CAM工程とソリッドモデラーの製造ナレッジを理想的に結びつけることが出来ます。

モデルに追加されたマシニングにおける全てのNC情報は、部品データに直接保存され、どんなときでもアクセス可能となり指示書が不要となります。

機械作業者でも少しのコンピュータ経験だけで、加工工程におけるノウハウをすぐに提供することができます。

マガジンにセットされている使用可能工具の確認
マガジンにセットされている使用可能工具の確認
修正後の干渉チェックにより、速やかなデータ検証が可能
修正後の干渉チェックにより、
速やかなデータ検証が可能
 

オーガナイザーで素早く簡単にできること

  • 座標、加工順序、素材や加工面、使用工具、ツールパスの加工時間や長さなどの全てのNC情報の検索
  • 全ての加工データベースへのアクセス(ジョブプマネージャー、ツールパス、ツールセット、ツールマガジン)
  • 対話式のシュミレーションと干渉チェック機能
  • ツールパスパラメータと機械ヘッドの修正
  • 工具や交換や機械ヘッドの指定
  • カーブからのパス作成
  • NCデータ出力(ポストプロセッサー)

Tebisブラウザー

ブラウザーにより、Tebisのモデルファイルを3Dで表示することができ、Tebisユーザ間や同僚たち、または関連企業と簡単に技術的なやりとりがライセンス不要で行えます。

時間のかかる文書作成は排除しましょう。

ブラウザーの優位性:

  • 簡単で直感的なオペレーション
  • 第三者にTebisブラウザーとモデルファイルの転送が可能
  • モデルファイルのオープンや表示が可能
  • 階層表示や図形要素を見ることが可能
  • 長さや半径、座標など測定が可能
  • 画面をデータとして保存可能
  • 半透明表示や断面表示、上面/正面/側面などの標準ビュー表示が可能
  • フリーソフト

必要に応じて、TebisブラウザーのユーザはTebisソフトソフトウェアに関係する情報を受取ることができます。

全ての人がTebisブラウザーにより3Dデータにアクセスし、ストラクチャーツリーや図形要素の表示が可能
全ての人がTebisブラウザーにより
3Dデータにアクセスし、ストラクチャーツリ
ーや図形要素の表示が可能
部品内も、ダイナミック断面表示による表示が可能
部品内も、ダイナミック断面表示による表示が可能
 

TebisShopfloor solutions

  • シミュレーター
  • マルチ・セットアップ

Tebisシミュレーター

Tebisマシンシミュレーターは加工現場に設置された加工機の形状やストローク、工具交換動作等までリアルに再現したバーチャル・マシンを使用します。

Tebisマシンシミュレーターはストロークを考慮し実加工に即した状態でツールパスシミュレーションを実施し、全ての機械要素との完全な干渉チェックを提供します。シミュレーション結果に応じてクランプ位置変更、割り出し方向変更、加工順序変更、使用ツールセット変更等の条件変更を容易に行い、最終的に加工に問題の無いツールパス作成し使用するコントローラーのフォーマットに合わせたNCデータへ出力します。

Tebisマシンシミュレーションによる加工工程検討

まず使用するCADモデルとバーチャル・マシンを用いて加工工程決定の為の最適な割り出し方向を決定します。その後、作成したツールパスの加工順序決定とツールパス間の機械マクロを考慮した状態でシミュレーションを実施し、それぞれのツールパスに対し段取り位置での干渉やストロークの整合性をチェックすることが出来ます。

Tebis干渉やストロークオーバーの修正

Tebisは干渉やストロークオーバーの問題を改善する以下のようなソリューションを提供します。

  • ツールライブラリーより条件の異なるツールセットに変更
  • 段取り位置を変更
  • 割り出し方向の変更
  • 使用マシンの変更
  • 加工パラメータ変更による作成ツールパス変更

Tebis有益なシミュレーション機能

Tebisマシンシミュレーターはコスト計算を行う早い段階から使用され、おおよその段取り条件上でのシミュレーションにより加工の実現性評価を行うことが可能です。

使用する加工機で問題の無い最適化な段取り位置の確認・決定
使用する加工機で問題の無い最適化
な段取り位置の確認・決定
工具交換を含む全ての機械マクロ動作はバーチャルマシンに保持され、必要に応じて機械マクロ動作を最適化することが可能
工具交換を含む全ての
機械マクロ動作はバーチャルマシンに保持され、必要に応
じて機械マクロ動作を最適化することが可能
 

Tebisマルチ・セットアップ

TebisマルチセットアップオプションはNCプログラミングと加工段取りの関係を簡単にします。

加工段取りを気にせずにそれぞれのNCプログラムを作成し加工前にまとめることが出来ます。 現状、複数のワークをまとめて加工する際、イケールやマルチチェンジャーを使用していますか?それとも単純に大型加工機を使用していますか?Tebisはすべての状況をコントロール可能です。

ワークの変更は加工の直前でも問題無く、複数配置の段取りをプランニングするのに専門的な知識は必要ありません。

TebisNCプログラミング

現状、複数ワークを同時加工する前に、電極、トリム、その他の部品加工に応じてそれぞれの担当者が加工実績を基にNCプログラムを作成しているのではないでしょうか?Tebisはそれらの加工実績をAutoMillテクノロジーにより標準化、雛形化でき、NCプログラム作成工数の削減が図れます。

NCプログラミング

Tebisセットアップ・プランニング

Tebis上でグラフィカルに配置を表現できることにより、バーチャルマシン上で正確な位置を素早く決定しワーク基準位置を決定する事が可能です。

イケールの装着や門型加工機のテーブル全体などが利用でき、クランピングの状況や形状もコントロールします。

セットアップ・プランニング

Tebis工具と基準点

高速加工や部品ごとに高い精度が求められる時など、必要に応じて個々で作成されたツールパスを並べ替えひとつのNCプログラムに統合できます。

TebisはATCに格納する必要があるツールセット情報全てを自動的に準備します。高精度加工が必要な場合や加工機にトラバース延長がある場合、また長時間の加工の場合は複数の基準点を使用することが出来ます。

工具と基準点

Tebis柔軟性と安全性

ワークの変更は加工開始直前でも可能です。簡単な操作で変更されたプログラムを更新し加工スケジュールを保つことが出来ます。

ワークを変更しても工具の編集は必要なくNCプログラマーはそのまま作業を続けることが可能で、さらにTebisマシンシミュレーターを使用することでバーチャルマシン上の全ての動きにおいて干渉やストロークをチェックすることが出来ます。

柔軟性と安全性

Tebisメリット

加工計画へ加工機オペレーターの知識やノウハウを利用できます。

Tebisマルチセットアップオプションの最大のメリットは実際の加工に影響されない独立したNCプログラミングを実現することで、作成されたNCプログラムはまとめて処理されます。

TebisCAQ

  • 機上計測

Tebis機上計測

機上計測オプションは計測順序の属性が付与されたCADモデル上の計測点を作成します。

計測点を修正する機能に加え、計測用NCプログラムと計測ログを作成する機能も使用可能です。また、実際の計測点へ機上での手動アプローチやNCプログラムを使用した自動アプローチによる計測も可能です。

機上計測オプションはTebisのすべてのCAM機能と連携したオプションです。

計測順序の属性が付与された計測点を作成
計測順序の属性が付与された計測点を作成
加工順所などの計測点属性を変更可能
加工順所などの計測点属性を変更可能
機上での計測点への手動アプローチやNCプログラムを使用した自動アプローチが可能
機上での計測点への手動アプローチやNCプログ
ラムを使用した自動アプローチが可能
計測点の座標値情報をログとして出力
計測点の座標値情報をログとして出力
 

Tebisシステム要件

  • ハードウェア要件
  • 推奨スペック

Tebisハードウェア要件

TebisサポートOS

  • Windows 7 (32bit / 64bit)
  • Windows 8 (32bit / 64bit)
  • Windows 8.1 (32bit / 64bit)

TebisCPU

  • X86-64またはx64アーキテクチャCPU
  • Intel x86に準拠した互換CPU

TebisRAM

  • 4GB以上

Tebisグラフィックス

OpenGl 2.1以上に対応したグラフィックスカード(nVIDIA、ATI)を推奨

  • nVIDIA/PNY
Quadro(Kepler)シリーズ
K600、K2000、K4000、K5000、K6000
Quadro(FERMI)シリーズ
2000、4000、5000、6000
QuadroFXシリーズ
FX4600、FX4800、FX5600、FX5800
  • AMD/ATI
FireProシリーズ
W5000、W7000、W8000、W9000、V4900、V5900、V7900、V4800、V5800、V7800、V8700、V8750、
FireGLシリーズ
V8800 V8650

Tebisその他

  • 500MB以上のハードディスク空き容量(ソフトウェアインストール用)
  • USBポート
  • 3つボタンマウス、または2つボタンホイールマウス
  • スペースボール(任意)
  • 計測器との接続に必要なCOMポート(任意)
  • インターネットアクセス(ソフトウェア及びライセンスダウンロード用)

Tebis推奨スペック

OS

  • Windows 7 (64bit)

CPU

  • Intel Core i7(4コア、クロック3GHz以上)

RAM

  • 16GB以上

グラフィックス

  • NVIDIA [Quadro K2000 または K4000]

HDD

  • 1TB/64MBキャッシュ/7200rpm