2DCAD"Speedy"の作図機能を完全移植。2D作図がスケッチを肩代わりします。履歴ベースでないことから他CADからのデータ取り込みや設計変更が容易。押し出しに代表される集約されたメニュー、面の修復・除去などの修正機能、これらが設計者の負荷を軽減します。◆伝統の2DCADと世界標準の3Dカーネルがコラボレート◆「加工シェル」と「ストック」が実現する高い生産性◆もっとも身近な5軸加工機◆長年蓄積した加工ノウハウを織り込んだ3DCAM◆4/5軸加工と位置決め3軸加工の融合◆3Dプレート分解
伝統の2DCADと世界標準の3Dカーネルがコラボレート
2DCAD"Speedy"の作図機能を完全移植。2D作図がスケッチを肩代わりします。履歴ベースでないことから他CADからのデータ取り込みや設計変更が容易。押し出しに代表される集約されたメニュー、面の修復・除去などの修正機能、これらが設計者の負荷を軽減します。
2Dパラメトリック図形をもとにモデルを作成。2D形状の寸法値とモデルの作成履歴を操作して形状を変形します。呼びを入力し、あらかじめ登録した変数表から値を読み込むことも可能です
アセンブリ機能が、設計から発注・加工までの作業を一括サポート。[構造一覧]によりアセンブリ構造を直感的に表現し、拘束機能により部品の配置も楽々操作。部品に品番などの情報を設定することで、部品表を作成し発注作業の円滑化がはかれます。
「加工シェル」と「ストック」が実現する高い生産性
素材形状を表すストックは、3軸メッシュモデルで表現され、2軸 / 旋削 / 同時3/5軸加工すべてを任意の加工方向から指示することが可能です。メッシュモデルの欠点をおぎなうため部分詳細ストック機能を開発しました。
微小部品を加工するとき微細加工を指示するとより滑らかな加工パスを生成することができます。
多面プロフィール加工はモデルから凹凸や開口部を認識し、島や段差のある形状でも最適な加工パスを出力。領域指示で外周を指定すると、段差と深さを自動認識します。
穴加工は加工対象となるデータと工作機械の種類によって3種類のパターンから選択します。
タマネギの表面を剥ぎ取るような加工パスにより、加工負荷を最小限に抑え通常より深い掘り込み深さと、高速送りを実現。
円弧アプローチで常にワークに切り込むことにより、切り込み時の衝撃を最小にし、工具摩耗と発熱をコントロール、加工機にやさしいパスを生成。
もっとも身近な5軸加工機
複合加工は、旋削加工、5軸位置決め2軸加工を基本構成とし、加工形状によっては同時3軸/同時5軸加工などすべてのCAM機能が必要です。
2軸加工の面指定(機能)により基準面からの加工方向は自動的に求められます。特に意識しなくとも、B・C軸による加工面の割り出しが自然な操作で実現します。
円筒面上に同一形状の加工箇所が複数あるとき、そのうち一か所で加工指示をします。他の形状については、[加工のリンクコピー]-[円筒面配置]により加工をコピーします。
同時3軸加工も同時5軸加工もすべて自社開発。CAMの操作が統一されています。ワークから効率良く削り出す各種荒加工、壁や水平部などを検出して適切なパスを出力する等高加工・断面加工、精度や面粗度が要求される部分では、2D曲線加工やモーフィング加工などが用意されています。
指示された加工方法で素材から自動的に加工部位を求め、製品に仕上げます。
Speedy mill Nextは、2軸加工から同時5軸加工まですべての加工をストックにより管理。前加工完了後の素材形状から次加工のパスを求めます。このことが2軸加工と同時3軸加工の混在を可能にしています。
4/5軸加工と位置決め3軸加工の融合
仕上げ加工と荒加工のためのパラレル・モーフィング・スワーフ加工や局部仕上げ加工に使用するペンシル加工などの5軸加工機能では、パス生成基準面・工具軸制御・干渉チェックの仕方を細かく制御できることが最も必要。また、柔軟で効率の良い加工のためには、5軸位置決め3軸加工と5軸加工を同時に定義できることが不可欠です。
「5軸モーフィング加工」はパス生成面に沿って工具を動かす、最も基本的な加工です。 「5軸パラレル加工」はモーフィング加工を簡単化したもので、パス生成面を定義せずに、特定の軸・平面に基づきモーフィング加工します。
パス生成面(ルールド面)に工具の側面が沿うように動かし、効率的に仕上げます。
金型の仕組みには、長年使われた基本的な構造があり、これらの仕組みをプレートの加工も含めて、データベース化することが、金型設計製作の効率化に不可欠です
製品モデルを展開しブランク形状を作成。ブランク形状をステージに配置し曲げ加工を指示。2D図でカットパンチと材料幅を作図し、これらからストリップレイアウトを作成。製品の設計変更に対しては、変更前後の製品形状を比較してストリップレイアウトのスムーズな修正を行います。
上面図に、リフター、ガイドポスト、パイロットなどパーツの配置や曲げ型組込位置などを計画し、作図します。
標準部品をデータベースより呼び出し、プレートに配置。同時にプレートに加工のための情報を附加し、標準部品形状とプレートの取り付け穴をモデリングします。プレート板厚を変更した場合は、再計算することにより部品形状が変化し取り付け穴の形状も変わります。
「型開き」状態では、材料がステージピッチ分移動するとき、下型プレートに配置された部品と干渉するかどうかをチェックします。「型閉め」状態では、材料とプレート、材料と部品、プレートと部品との干渉をチェックします。チェックの結果は、「干渉」「警告」「一致」を表す3種類の色で表示します。