CADSUPER は発売開始(1985)から34年、多くの設計者様にご利用頂いておりますCADSUPERシリーズの最高峰として、「3次元機能」「業界標準」「設計支援」「現場主義」をコンセプトに3次元処理も可能なハイブリッド2次元CADシステムです。
近年、製造業のグローバル化が進み、海外でのものづくりが当たり前になっております。
設計意図を正しく伝えるため、JIS製図(2016年度版)で公開された「製品の幾何特性仕様(GPS)-寸法の公差表示方式」にCADSUPER2019は対応しました。さらに、3次元CADとの連携強化を実現するため、図面の要素数上限の拡大、利便性の向上のため、コマンド定義機能の拡張、及びPDF出力のレイヤ対応などを中心に開発を行いました。それにより、現在の設計環境に、快適な操作性と高い生産性を付加した環境を提供いたします。
2016年度版のJIS製図で公開された「製品の幾何特性仕様(GPS)-寸法の公差表示方式」に対応しました。GPS対応により、図面の曖昧さを排除し、正確な情報を伝えることができます。
CADSUPER 2019では、理論的に正確な寸法や幾何公差、データム、寸法特殊文字作図機能及びデータム ターゲットの作図機能を搭載しました。
CADSUPER 2019では、作図した用紙サイズに対して、出力する図面の用紙サイズを指定することで、自動的に分割範囲を算出し、分割して印刷する機能を搭載しました。
また、複数範囲指定した情報は保存、読込みできるようにして、同様に作成した図面の出力設定する手間を大幅に軽減しました。
従来は、コマンドをキーに割付して、起動する機能がありましたが、CADSUPER 2019では、さらにコマンドに任意のコマンド名称を割付して、割付したコマンド名称を入力し、実行する機能を新たに搭載しました。これにより、割付できるコマンド数を大幅に拡張しました。
CADSUPER 2019では、PDFのレイヤ機能に対応したデータ形式で出力する機能を搭載しました。これにより、PDFデータのレイヤ単位での表示・非表示ができるようになりました。
従来の認識は、矩形認識や多点認識ができましたが、CADSUPER 2019では、さらにマウスドラッグによる軌跡認識を新たに搭載しました。
それにより、組図などの細かい図面で、要素選択するのが簡単になります。
従来は、320万要素の大容量データまでしか作図できませんでしたが、CADSUPER 2019では、1600万要素までの大容量データに対応しました。
それにより、3次元CADから出力された大容量の図面も読込みできるようになりました。