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CADSUPER 2017 日本語版

CADSUPER
【2024,10月】 CADSUPER2017では、3次元CADとの操作性の統一を実現するための機能強化を実施しております。
さらに、モバイル機器との連動や英語版による日本以外での使用頻度の向上、そして設計支援機能(ビュー機能) の強化と組立図面から指定部分を指示するだけで部品図面が作成出来る機能などを中心に開発を行いました。
それにより、現在の設計環境に、快適な操作性と高い生産性を付加した環境を提供いたします。
製品 CADSUPER バージョン 2017
言語 日本語版 分類 CADソフト

CADSUPER 2017
CADSUPER 2017

CADSUPER 2017では、3次元CADとの操作性の統一を実現するための機能強化を実施しております。さらに、モバイル機器との連動や英語版による日本以外での使用頻度の向上、そして設計支援機能(ビュー機能)の強化と組立図面から指定部分を指示するだけで部品図面が作成出来る機能などを中心に開発を行いました。それにより、現在の設計環境に、快適な操作性と高い生産性を付加した環境を提供いたします。

CADSUPER3D計測機能

CADSUPERは、複数のソフトを介在しなくても統一操作で 3次元モデルからの投影図・断面図作成が可能です。

投影図作成時は、投影モデルの指定や投影方向の指定ができ設計者の意図とする「3 面図・6 面図投影」を簡単 に作成することが出来、一度投影を行ったあとは、投影図回転機能や断面図作成などを簡単操作で実行できます。

更に効率アップ実現のため、『CADSUPER2017』では、「3次元モデルの計測コマンド」を搭載しました。

3次元 データを使った設計作業が更に効率アップいたします。

3D計測機能

CADSUPER選択機能(要素・ハンドル操作)

『CADSUPER2017』では、要素(オブジェクト)を選択したとき、要素(オブジェクト)上の端点や中点、円の中心などに小さなポイントが表示され、 そのポイントを操作することで「要素(オブジェクト)をダイナミックに編集(変形・移動・伸縮・径変更)するコマンド」を搭載しました。

また、レイヤや属性を変更する場合、プロパティ情報が表示され、編集作業を直観的に行うことで他社製品を使用されているお客様でも違和感なく設計作業が出来る機能が搭載されました。

選択機能

CADSUPERスマート寸法

設計効率アップのため、3 次元 CAD と併用して使用されるケースが多くなりました。

『CADSUPER2017』では、2次元作図の生産性向上と 3次元 CAD との操作性を統一するため、複数の寸法形状を作成出来る「スマート寸法機能」を搭載いたしました。

寸法線記入が飛躍的に効率アップいたします。

CADSUPER3面部品作成機能

既に作図されている図を参照して、組立図から必要な部分の要素を選択するだけで部品図が作成できる新しい概念の機能を搭載します。

作成した部品図は表示配置方向を保持しております。

組図から部品へバラシ作業時、飛躍的に設計者の作業 を軽減いたします。

3面部品作成機能

CADSUPER回転角度計測機能

製品の多くは、複雑な部品で構成されるため、部品と部品の接触する位置の角度計算が課題でした。

2017年度版では、多くのお客様ご要望があった部品間が接触する回転角度の計算機能を計測機能に搭載いたしました。

回転角度計測機能

CADSUPER[選択]コマンド

単独要素または、複数要素を選択後、選択した要素に編集を施すコマンドを搭載しました。

これにより、直観的で、省操作を実現します。

CADSUPER[スマート寸法]コマンド

1つの寸法コマンドで、複数の寸法形状を作成できるコマンドを搭載しました。

[スマート寸法]コマンド

a.

①線要素認識
②座標指定
⇒「長さ寸法線」作図
「長さ寸法線」作図

b.

①円要素認識
②座標指定
⇒「直径」寸法作図

長さ/直径寸法は、角度により自動切換え
ドラッグ中に「Shift」キーの打鍵で、どちらかに固定可能
「直径」寸法作図

c.

①円孤要素認識
②座標指定
⇒「半径」寸法作図

※直径/半径寸法作図の場合、「コマンドモード3:引き出し」を切り替えることで、引き出し形状の寸法を作図できます。
「半径」寸法作図

d.

①線要素認識
②別角度の線要素認識
③座標指定
⇒「角度寸法線」作図
「角度寸法線」作図

e.

①線要素認識
②平行の線要素認識
③座標指定
⇒2線間の「長さ寸法線」作図
2線間の「長さ寸法線」作図

f.

①線要素認識
②円要素認識(線に近い側)
③座標指定
⇒線-円の最近距離寸法作図
線-円の最近距離寸法作図

g.

①線要素認識
②円要素認識(線から遠い側)
③座標指定
⇒線-円の最遠距離寸法作図

h.

①円要素認識
②円要素認識
③座標指定
⇒2円間の距離寸法作図
線-円の最遠距離寸法作図

※2要素指定の場合、円を指定する時に「Shift」キーを押しながら指定すると、円の中心を認識します。

CADSUPER新コマンド

  1. 計測機能
  2. ツール機能
  3. 作図/編集機能
  4. 投影図機能
  5. 表示機能

CADSUPER計測機能

  1. [計測]-[回転角度計算]コマンド

CADSUPER2016 でコンソールパネルに搭載した「回転角度計算」の機能を、計測コマンドとして別起動できるようにしました。

  1. ① 演算対象となる形状を指定
  2. ② 回転基準を指定
  3. ③ 回転後、接触する対象となる要素を指定
計測機能

CADSUPERツール機能

  1. [ツール]-[3 面部品図作成]コマンド

組図の一部を取り出し、部品図化するための、支援機能です。

取り出す元図面から、正面、平面、側面の形状(+基準点)を指定
  1. ①取り出す元図面から、正面、平面、側面の形状(+基準点)を指定
②取り出す形状を部品図面にするための図面テンプレートを選択
  1. ②取り出す形状を部品図面にするための図面テンプレートを選択
③取り出した各面の形状を配置
  1. ③取り出した各面の形状を配置

当コマンドは、ここまでの作業を行います。

この後、部品として不要な要素、必要な要素の「削除」「追記」「属性変更」などを行い、[部品]-[作成]-[部品図面保存]で保存することで、部品として利用できるようになります。

当機能では、各面に対応したレイヤを作成し、そこに形状を配置します。

図面テンプレート選択時、ダイアログ右下の「投影図レイヤ作成」にチェックをしておくと、各投影面に配置され、部品図面として配置する際に投影面を指定して、配置できます。

図面テンプレート選択時

CADSUPER作図/編集機能

[作図]-[線]-[補助線]コマンド
 作図形状として「水平線」、「垂直線」、「十字線」、「角度線」(コマンドモード1)、作図範囲として 「領域」「表示範囲」「無限」(コマンドモード2)を指定できる機能で、補助線スタイルで作図します。
[作図]-[線]-[補助線]コマンド

※作図された「無限線」は、表示範囲判定の対象外ですので、[表示]-[コントロール]-[フィット]では、無視されます。

[作図]-[楕円3]/[楕円弧3]コマンド (割り付けコマンド)
 平行四辺形の4辺を指定することで、4辺に内接する楕円/楕円弧を作図するコマンドを用意しました。
[作図]-[楕円3]/[楕円弧3]コマンド

※対する線同士が平行であることが作図の条件となります。

[作図]-[楕円4]/[楕円弧4]コマンド (割り付けコマンド)
 円に内接する楕円/楕円弧を作図するコマンドを用意しました。
円、傾き度、短径を指定することで楕円を作図します。
[作図]-[楕円4]/[楕円弧4]コマンド

※円の直径を超える短径を指定した場合は、作図されません。

[編集]-[最適化]-[重複要素の選択削除]コマンド
 指定した範囲に対して[最適化]-[重複要素の削除]を行える機能を用意しました。

CADSUPER投影図機能

  1. [投影図]-[基準点指定断面図]コマンド

断面を作成する基準点に対して、開始、終了の角度を指定して、断面を作図します。

  1. ① コマンド起動後に開く設定をOKし、投影図を選択。
  2. ② 基準点、開始点、終了点を指定
  3. ③ 配置位置指定で、断面図が配置
投影図機能

CADSUPER表示機能

[表示]-[レイヤ]-[指定形状レイヤアクティブ]コマンド
 指定した要素(または集合)を含むレイヤを「書込」レイヤに、それ以外のレイヤを「表示」もしくは、「休眠」状態に変更します。
 対象外レイヤの変更先状態(「表示」/「休眠」)は、コマンドモードで設定します。
[表示]-[レイヤ]-[レイヤ状態反転]コマンド
 現在の表示状態「書込」「参照」「表示」のレイヤを「休眠」に、「休眠」レイヤを「書込」に変更します。
 レイヤ状態の変更が行われなければ、再度コマンドを起動した際には、元の状態に戻ります。
 (「参照」「表示」状態に戻る。)
 変更が行われた場合、「書込」⇔「休眠」が切り替わります。
[表示]-[レイヤ]-[空きレイヤ検索]コマンド (割り付けコマンド)
 カレントレイヤセット内の未使用レイヤを検出し、切り替えます。
 無かった場合は、その旨メッセージを表示し、切り替えは行いません。

CADSUPER強化・改善機能(1)

  1. システム機能
  2. ファイル関連機能
  3. 投影図機能
  4. 作図関連機能
  5. 編集関連機能
  6. 寸法関連機能
  7. 文字関連機能

CADSUPERシステム機能

設定ダイアログサイズの改善
Windows8以降で、縦方向にサイズの大きくなる「システムローカル設定」「ユーザープロパティ設定」ダイアログのサイズを調整しました。
設定ダイアログサイズの改善
操作パネル文字サイズの改善
CADSUPER2016で、「コンソールパネル」を指定フォントサイズに対応する機能を搭載しました。
今回は、同様の対応を操作パネルに対応しました。
操作パネル文字サイズの改善1
操作パネル文字サイズの改善2
認識マスクの改善
集合要素のカテゴリになる「部品」「曲線」「塗潰し」「ハッチング」を個別に指定できるようにしました。
認識マスクの改善
DirectX表示改善
アンチエイリアスに対応しました。これにより円弧の表示が滑らかになります。
DirectX表示改善

CADSUPERファイル関連機能

[名前を付けて保存]コマンド
PDFファイルに出力する際のパラメーター設定に、図面内の画像データの出力解像度を変更できる設定を設けました。
これにより、設定を変更することで、PDF データ自体のサイズを調整することができます。
※OLE、イメージ要素などの画像がない図面には、影響がありません。
[名前を付けて保存]コマンド

ファイルダイアログ起動時、前回の文字入力モード(直接/日本語)を再現する設定を設置しました。

再現する設定を設置しました
[図面情報]コマンド
備考および、拡張図面属性が全体で確認できるように可変サイズのリスト表示ウインドウに表示できる機能を追加しました。
[図面情報]コマンド
[プリンタ/プロッタ]コマンド
出力イメージ作成に時間がかかる(大容量の図面など)場合、イメージを表示せずに出力ダイアログを表示するようにしました。
この場合、イメージ更新のためのボタンを押すことでイメージ作成を行います。
[プリンタ/プロッタ]コマンド
  1. ① CADSUPER の作図ウインドウを利用して、出力イメージを表示します。
  2. ② ダイアログ内のイメージ表示領域にイメージを表示します。
[プリンタ出力]コマンド
「モノクロ印刷」をON にした場合、プレビュー表示もモノクロ表示にして、どの状態かを分かりやすくします。
[プリンタ出力]コマンド
[プロッタ出力]コマンド
出力枚数にスピンボタンを配置し、マウス操作で枚数を指定できるようにしました。
[プロッタ出力]コマンド

プロッタの設定「設定」「詳細」「オプション」をプロパティシート化(出力ユーティリティの表示と同等に)しました。

プロッタの設定「設定」「詳細」「オプション」をプロパティシート化(出力ユーティリティの表示と同等に)しました。
[部分保存]コマンド
現在利用している「スタイル」を、「図面内スタイル」として保存するように対応しました。
[全ての図面の保存]コマンド
全図面を保存する際、保存後の図面を閉じない設定を設け、継続性を高めるようにします。
図面履歴情報
図面履歴上にマウスを置いた状態で、「r」「R」(※「+Shift」は無効)
キーを打鍵することで、選択中の履歴を削除できます。
図面履歴情報

CADSUPER投影図機能

[投影図]コマンド
プレビューウインドウ内で、計測を行えるようにしました。
各トポロジーのプロパティおよび2トポロジー間の距離が計測可能です。
[投影図]コマンド

プレビューで表示されている状態で、イメージを保存できる機能を搭載しました。

プレビューで表示されている状態で、イメージを保存できる機能を搭載しました。
[連動詳細図]コマンド
詳細図枠を矩形にする選択を搭載しました。
詳細図表示範囲を対角点1,2で指定し、表示される詳細図枠ドラッグを任意の位置に配置します。
[連動詳細図]コマンド
[詳細図編集]コマンド
【移動】:矩形表示詳細図の場合、矩形の中央を移動基準として移動します。
【サイズ変更】:詳細図元矩形を認識した位置に近い矩形角を変形します。
[詳細図編集]コマンド

CADSUPER作図関連機能

[円]/[円弧]/[矩形]コマンド(中心線)
[円]-[中心点]/[3要素]、[円弧]-[中心点]/[3要素]、[矩形]、のコマンドで、中心線を作図できます。
この中心線のはみだし量を0に設定できるようにしました。
※距離、比率 どちらの選択でも、「0」を設定することで可能。
[円]/[円弧]/[矩形]コマンド(中心線)
[オフセット]コマンド
連動詳細図内で、オフセットを作成できるように対応しました。
[オフセット]コマンド
[簡単ハッチング]コマンド
前回利用の値を初期値として利用できるようにしました。
[簡単ハッチング]コマンド

CADSUPER編集関連機能

[伸縮]コマンド
コンソールパネル入力で、数値の先頭に「+」「-」を付けることで、現在の値に「加算」/「減算」するように対応しました。
[伸縮]コマンド

指定円(or円弧)と同心の円(or円弧)までの径伸縮を可能にしました。

指定円(or円弧)と同心の円(or円弧)までの径伸縮を可能にしました。
[複写]-[周上配置]コマンド
指定した周上を指定数で等分配置するモードを搭載しました。
[複写]-[周上配置]コマンド
[変形]コマンド
範囲指定時に、変形対象範囲として「寸法線」を含まない場合でも、寸法を自動追従するように対応しました。
※コマンドモード3:「判定あり」に設定
[変形]コマンド

水平方向に変形するため、右図のように囲んだ場合、CADSUPER2016 以前では寸法エラーが発生するが、CADSUPER2017 では、コマンドモード3を「判定あり」に設定しておくことで、正常に変形(下の寸法も追従)できます。

※対象は、水平、垂直寸法線のみです。


変形の移動点として、要素を認識して近い方の端点を選択できるよう対応しました。

変形の移動点として、要素を認識して近い方の端点を選択できるよう対応しました。
[要素属性]-[要素変更]コマンド
点種の変更に対応しました。
[要素属性]-[要素変更]コマンド

操作パネル上に表示されているスタイルに限定する設定を設置しました。

操作パネル上に表示されているスタイルに限定する設定を設置しました。
[移動]/[複写]-[平行]コマンド
任意の「角度方向」に、「距離」XXXmmの移動が行える機能を設置しました。
コマンドモード1「軸拘束」に「任意軸」を追加しました。
この設定の場合に、「複写(移動)方向:角度」と「距離」の入力を行えるようになります。
[移動]/[複写]-[平行]コマンド
[対称変形]コマンド
①「コマンドモード1:軸指定」の場合に、軸として線分を選択できるように対応しました。
②対称変形の距離入力で、負の値(-)の入力に対応しました。
[対称変形]コマンド
[ループ編集]-[一括角丸め]コマンド
丸め半径、公差設定などの初期値を、前回入力値を利用するようにしました。
[ループ編集]-[一括角丸め]コマンド
[図面コピー]コマンド
図面コピーで取り出した画像の添付先で、塗り潰しを正しく表示するようにしました。

CADSUPER寸法関連機能

[記号]-[幾何]コマンド
作図した幾何記号を履歴として登録できるようになり、リストから前回の入力が選択できるようになりました。
[記号]-[幾何]コマンド

※記号を選択していると、履歴は選択記号でフィルタされます。

[細部]コマンド
引出し対象の寸法として「円弧長」寸法線への対応を追加しました。
[細部]コマンド
[半径]/[直径]コマンド
半径、直径の寸法値は、中心付近(もしくは、寸法線端)に作図されますが、大径の円、円弧だった場合、対象要素から離れるため、径の値を探すのに時間がかかる場合があります。
このような場合のため、半径、直径の計測対象の要素付近に寸法値を表示できるモードを設置しました。
[半径]/[直径]コマンド
[記号]-[仕上げ2]コマンド
仕上げ記号数を指定する記号を選択中、「バック」処理でダイアログに戻った際に、仕上げ記号数が全選択状態になるように対応しました。
[記号]-[仕上げ2]コマンド
[バルーン]コマンド
文字無しバルーン配置対応しました。
[バルーン]コマンド
[伸縮]コマンド
データム記号の引き出し線伸縮に対応しました。
[伸縮]コマンド
[公差]コマンド
公差記号アルファベットの大文字と小文字切り替え機能対応しました。
[公差]コマンド

※再度クリックすると、戻ります。

[一括変更]コマンド
コマンドモード2(補助線)に「維持」を追加しました。
この設定で、一括変更を行った場合、寸法の補助線状態は、変更前と同じ状態になります。
[一括変更]コマンド
[統合編集]コマンド
水平/垂直/平行/角度/円弧長寸法線の寸法線を選択した時、編集操作の動作判定位置(伸縮/移動/伸縮)を3等分にしました。
(CADSUPER 2016 では、1:3:1 の比率でした)
寸法線作図/編集 寸法線先端処理
長さ/角度寸法線の作図、形状変更時の寸法線先端(←→、●)の付け方を見直しました。
寸法線作図/編集 寸法線先端処理

CADSUPER文字関連機能

[テキスト出力]コマンド
出力対象文字として、「寸法文字」も指定できるようにしました。
※デフォルトでは、寸法OFF です。
[テキスト出力]コマンド
[定型]コマンド
CADSUPER FXII V9 で追加された置換文字(深さざぐり、皿ざぐり、穴深さ)文字入力に対応しました。
[定型]コマンド
[移動]/[複写]コマンド
文字の移動/複写の際に、距離入力ができるよう対応ました。
[移動]/[複写]コマンド
[拡縮]-[一括]コマンド
異縮尺レイヤ上の文字も処理対象にできるモードをコマンドモード6に設置しました。
[拡縮]-[一括]コマンド

同尺レイヤ:カレントレイヤと同縮尺のレイヤを認識対象とします。(既存の動作) 異尺レイヤ:異縮尺レイヤも認識対象とします。

CADSUPER強化・改善機能(2)

CADSUPER部品関連機能

[部品]-[形状の部品化]コマンド
一時的に部品化を行う機能で、「連動部品」化できるようになりました。
[部品]-[形状の部品化]コマンド
  1. この部品を複写して利用することで、連動部品として利用できます。
この部品を複写して利用することで、連動部品として利用できます。
[機械要素]コマンド
[呼び]選択機能の追加
 [ねじ]-[アイナット]/[タップ穴]、[鋼材] について[呼び]選択機能を設置しました。
[ねじ]-[六角穴付皿ボルト]コマンド
 「六角穴付き皿ボルト」(JIS B 1194)を配置できるよう機能を追加しました。
[ねじ]-[穴パターン]コマンド
 属性名称の設定を、形状毎に保持するように対応しました。
[鋼材]-[角形鋼管]コマンド
 正面図/平面図の際、矩形の短い辺を非表示にする設定を追加しました。
[鋼材]-[角形鋼管]コマンド
[鋼材]-[レール]コマンド
 「60kgレール」を追加しました。
[その他]-[定型図]コマンド
 長穴の中心の線を描画する設定を設置しました。
[その他]-[定型図]コマンド
ユーザー登録機能
 リストボタンに「1:」「2:」等の番号表示を「する」「しない」を設定できるようにしました。
ユーザー登録機能

CADSUPER設定関連機能

[コマンド定義]コマンド
コマンドモード1が「軸指定」の場合に切り替え利用できる、キー割り付け定義を追加しました。
[コマンド定義]コマンド
  1. [X 軸固定] :コマンドモードを[X 軸]固定に設定します。
  2. [Y 軸固定] :コマンドモードを[Y 軸]固定に設定します。
  3. [軸固定解除]:コマンドモードを[自由]に設定します。
[ユーザープロパティ設定]コマンド
① コンソールパネル内座標入力ページで、座標入力確定後、座標入力ページをクローズ
  する設定を設置しました。
② 文字入力時、コンソールパネル上に表示される補助記号入力ボタンの表示をコントロー
  ルする設定を設置しました。
③ 寸法線コマンド用の座標入力初期モード設定を追加しました。
④ 上書き保存時、図面属性入力ウインドウを出さない設定を設置しました。
⑤ 図面保存時の表示範囲を記憶し、次回その表示状態で開く設定を設置しました。
⑥ 移動、複写のドラッグ時、点要素をドラッグ表示するかどうかを設定できるようにしました。
[ユーザープロパティ設定]コマンド

CADSUPERツール関連機能

[属性置換]コマンド
① 定義ファイルリストから存在しないファイルを削除できます。
  存在しないファイル名を選択すると、削除可否が聞かれます。
①’ 参照ファイルも同様です。
② 「上書き保存時、図面にない属性の置換定義を保持」 にチェックをした場合、
  既存の定義ファイルに定義を追加できるようになります。
③ 「参照属性の追加」を設定した場合に、既存の図面に登録する順番を「参照元の
  表示順」に揃えるようにしました。
[属性置換]コマンド
[属性置換]コマンド2
[一括変換]コマンド
下記に挙げる点を強化しました。
[一括変換]コマンド
  1. ① パラメーターファイル設定を「入力」「出力」に分離しました。
  2. ② PDF 変換時にパラメーターファイルを指定できるようにしました。
  3. ③ EASYDRAW の下位バージョンへの出力に対応しました。
  4. ④ 変換情報リストに『更新日付』を表示するようにしました。
  5. ⑤ Windows ショートカットフォルダを指定できるようにしました。
  6. ⑥ 全画面表示に対応しました。
  7. ⑦ ヘルプボタンを設置しました。
[一括変換]コマンド2
[図面比較]コマンド
図面を比較して、相違が検出されなかった場合のメッセージについて、どの程度の粒度で差が出なかったのかを表記するようにしました。
[図面比較]コマンド
[プロコマンド]コマンド
① [平行線]コマンド:中心線、間隔2の線を描かない設定を追加しました。
② [円座標]コマンド:タップ穴の場合、自動的にタップ穴と表記する機能を追加します。
③ [C面寸法]コマンド:不正なC面に作成した寸法について、寸法―桁変更コマンドを
  利用すると、C10.00の値になる問題を修正しました。
[イメージ]-[挿入]コマンド
CADSUPERの上に配置可能な画像として、PNG,TIFF形式に対応しました。
[イメージ]-[挿入]コマンド
[計算]-[断面性能]コマンド
断面性能を演算した範囲に対して、ハッチングを設定できるようにしました。
[計算]-[断面性能]コマンド

CADSUPERその他機能

[ウインドウ]-[全ウインドウ最小化]コマンド
複数枚開いた状態で実行した場合、「ユーザープロパティ設定」[表示]タブ内『ウインドウ:表示順』と同じ並び順になるようにしました。
[ウインドウ]-[全ウインドウ最小化]コマンド
フリーウインドウ
フリーウインドウ化ボタン対応しました。
これにより、以前のように、図面ウインドウのシステムメニューから選択しなくても、ワンタッチでフリーウインドウ化できます。
また、フリーウインドウ上にも同様に「メインフレーム化」ボタンを配置しましたので、切替え作業がより簡単にできます。
フリーウインドウ
図面切替バー
① 図面切替バー上にマウスを置いた際に、イメージ図を表示する/しないを切り替
  える設定を用意しました。
② 図面切替バー上のファイル名表示位置に、更新状態図面かどうかが分かるように、   更新図面にマークを付けるようにしました。
図面切替バー
ファイルダイアログ
ファイルエクスプローラの設定「登録されている拡張子は表示しない」の設定がONの場合の動作を改善しました。
[開く]:
入力エリアに拡張子表示をしません。
初回、ファイル名を「全選択状態」で表示します。
[名前を付けて保存]:
入力エリアに拡張子表示をしません。
入力エリアにファイル名のみの入力で、「ファイル種類」に該当するファイル形式で保存します。
ファイルダイアログ
パラメーター利用のFXデータ変換
パラメーター利用でFXデータ変換を行った際、参照図面、参照テンプレートがなかった場合の警告表示を変更しました。
パラメーター利用のFXデータ変換
コンテキストメニュー
標準状態のコンテキストメニュー(作図ウインドウ上、右クリックで表示されるメニュー)内のショートカット文字を重複しないように調整しました。
コンテキストメニュー
スタイル設定
「一般」「寸法」「文字」の各スタイルで「カレント」(線種、線幅、色)を指定されている場合、各種カテゴリ毎のスタイルとせず、共通動作になるように対応しました。
重複要素選択
重複要素のリスト上で、カーソルキーによる上下移動、およびEnterでの選択に対応しました。
重複要素選択
曲線作図/編集
曲率の小さい(曲がっていない)部分の表示要素を統合し、使用要素を軽減する設定を設置しました。
曲線作図/編集
図面の自動復帰
自動復帰の設定が「逐次判定」かつ、複数図面が対象となる場合、開く図面を選択できるようになりました。
図面の自動復帰

CADSUPERユーティリティ関連

CADSUPERコンバータ
DXF/DWG変換
・DWG形式出力時、サムネイル情報を出力するようにしました。
JWW変換
・イメージ要素のI/Oに対応しました。
  ※縦横方向に変形されている場合は、横幅基準に拡縮します。
・「塗潰し」の出力に対応しました。
出力ユーティリティ
PDF形式に出力する場合に、複数枚図面の1PDF化できるように設定を追加しました。
出力ユーティリティ
排他制御ユーティリティ
①図面フォルダのショートカットを選択できるようにしました
②起動時の初期フォルダを設定する機能を搭載しました。
排他制御ユーティリティ
CADSUPERランチャー
上下、左右方向にリサイズできるよう対応しました。
CADSUPERランチャー