EPLAN Electric P8 2024.0.3日本語版

Eplan Electric P8 2024は、従来のECAD以上の様々なエンジニアリング分野をワンソースで提供します。

EPLAN Electric P8は、機械やプラントシステムの電気エンジニアリングを計画・設計するための、一貫した統合された高速エンジニアリングシステムです。このソフトウェアは、マニュアル作成から標準化されたテンプレートベースのアプローチまで、多様なエンジニアリング手法をサポートしています。プロジェクトデータは、一旦回路図に入力されると、機械やプラントシステムのドキュメントを自動で完成させるための基礎となります。つまり、EPLAN Electric P8は、回路図や回路配置図を描く「だけ」ではないのです。

EPLAN Platform 2024： エキサイティングな新機能がユーザーを待っています
ドイツで開催されたハノーバーフェアで、EPLANは近々リリースされるソフトウェアのバージョンを垣間見ることができました。EPLANプラットフォームの過去2つのバージョンは、2Dおよび3Dプランニングのために、近代化されたユーザーインターフェースとより良いパフォーマンスをもたらしました。EPLAN Platform 2024の発表では、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのさらなるアップグレードが約束されています。ここでは、期待される4つの新機能をご紹介します。

ブロックプロパティの計算と比較
ブロック・プロパティ機能により、ユーザーは回路図内でモーターやサーキット・ブレーカーなどの単純なオブジェクトをリンクすることができます。次期Platform 2024には、さまざまなブロック・プロパティの計算と比較を可能にする計算機能が搭載されます。この機能により、定義された負荷に基づく保護装置とケーブルサイズの決定が支援されます。

機械配線におけるスペアワイヤの自動接続
現在の EPLAN プラットフォームでは、機械配線には制御キャビネット内のセンサーとアクチュエーターの接続が含まれます。2024年バージョンでは、ケーブルエディタを介したスペア端子へのスペアコアの自動接続が導入されます。EPLAN Harness proD は、計画された機械のケーブル長の決定もサポートします。ブロックプロパティの新しい計算機能により、特に電圧降下の計算が可能になります。
簡単な管理とテストのための最適化されたターミナルエディタ
最適化されたターミナルエディターにより、ターミナル、ターミナルストリップ、アクセサリーの管理が容易になります。ユーザーは、端子ストリップを簡単にチェックし、回路図で端子の接続を直接確認できます。
EPLAN Pro Panelによる制御盤の3Dモデルでの簡単なナビゲーション
EPLAN Pro Panelの2024年バージョンは、計画された制御盤の3Dモデルを簡単にナビゲーションできる、新しいナビゲーションキューブを搭載します。さらに、ユーザーはソフトウェアの助けを借りて、建設中にDINレール上の隙間を自動的に取り除くことができます。

EPLAN Platformは、伝統的なECADソフトウェアだけでなく、さまざまなエンジニアリング分野のソフトウェアを1つのソースから提供します。プリプランニングから電気エンジニアリング、流体動力設計、スイッチギアシステムやワイヤーハーネスの設計まで、EPLANがあれば、常に適切なツールを手元に置くことができます。新世代のEPLANプラットフォームは、特別な付加価値と新機能を提供し、それはソフトウェアの今後のバージョンでも継続・拡張されます。

EPLAN Platform 2024では、新しい数学的計算機能、端末管理の使いやすさ、制御盤の3Dモデルをナビゲートする前例のない可能性が明らかになり、EPLAN Pro Panelでのデジタルツインの作成も容易になりました。EPLAN Harness proDと連動した機械配線の処理では、マウスをクリックするだけで、予備のケーブルをすぐに接続できるようになりました。