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Dymola v2018英語版

【2024,10月】 Dymolaは、モデリング⾔語Modelicaをベースとした物理系複合モデリング・シミュレーションツールです。形状を必要としないので、開発の初期段階から動的シミュレーションが⾏えます。
Dynamic Modeling LaboratoryのDymolaは、自動車、航空宇宙、ロボット工学、プロセスおよびその他のアプリケーションで使用するための統合システム、複雑システムのモデリングやシミュレーション用のツールです。
Dymolaのクラス最高のModelicaとシミュレーション技術を使用して、対象を数式モ
製品 Dymola バージョン 2018 (64ビット)
言語 英語版 分類 解析ソフト
対応OS:WINDOWS 7 (64ビット),WINDOWS 8.1(64ビット),WINDOWS 10(64ビット)

 

1. 物理系複合モデリング

Dymolaの物理系複合モデリング機能により、機械、電気、制御、熱力学、空気圧、油圧等の異なる物理領域のコンポーネントを組み合わせてモデルを作成できます。 Dymolaの機能により、最低レベルでは常微分方程式や代数方程式で表現でき、高レベルではドラッグアンドドロップで表現できる物理コンポーネントをモデル化してシミュレーションすることができます。

2. 直感的なモデリング

Dymolaのグラフィカルエディタとマルチエンジニアリングライブラリにより容易にモデリングできます。ライブラリには、モデルを構築するためにドラッグ&ドロップするだけの物理デバイスに対応する要素が含まれています。コンポーネント間の相互作用は使いやすいグラフィカルな接続で記述されます。

3.オープンで柔軟な開発環境

オープンなモデリング言語Modelicaを使用しているため、世界中の一流のエキスパートが開発する多様なライブラリ群を使用できます。また、お客様独自のモデル・ライブラリを自由に作成したり、モデリングやシミュレーションに対する独自のニーズにあわせて既製のモデル・ライブラリを部分的に変更することができます。

4.内部ソルバーによる数式処理

物理システムのモデリングにおいて、一般的なシミュレーションツールでは微分代数方程式(Differential-Algebraic Equation: DAE)の数式処理をユーザーが行う必要がありますが、Dymolaではコンポーネント内に含まれる物理方程式を、ソフトウェア内部のソルバーが自動で数式処理を行います。これらのテクニックと特別な数値ソルバーを組み合わせることで、リアルタイムのHILS(Hardware-in-the-Loop)シミュレーションが可能になります。

5.コードとモデルのエクスポート

Dymolaはモデルやモデルのソースコードのエクスポートをサポートしています。モデル交換の標準であるFMI(Functional Mockup Interface)をサポートしており、Modelicaを使用するツールだけでなく、MATLAB/Simulink等の他のプラットフォームでもDymolaで作成したモデルを利用してシミュレーションできます。目的に応じたオプションが必要となります。

6.他のアプリケーションとの連携

DymolaとAbaqus・Isight・FiperなどのSIMULIAのツール群との連携ができますので、連成解析(Co-Simulation)が可能になります。
 

Dymolaは、物理システムのモデリング・シミュレーションツールです。システムレベルでのモデル化を可能にしますので、自動車、ロボット、航空機、工作機械、エネルギー、電気/電子など、技術的に高度で複雑な製品を扱う幅広い業界でご利用いただけます。

1. 車両開発

自動車や建設機械など車両開発のお客様が必要とされる、複雑で多様なシステムをシミュレーションする専用ライブラリ群が用意されておりますので、機械系のシミュレーションだけでなく、車両運動解析やトランスミッション、エアコン、ステアリング、スライドドアーなど、制御ロジックを含む車両開発に活用できます。

2. ハイブリッド/電気系

次世代開発に欠かせない電気/電子系ライブラリが用意されておりますので、機械系、油圧系、電気駆動系などのモデルと連携することで、ハイブリッド電気自動車やハイブリッド式クレーンなどの制御モデル開発、シミュレーションが可能です。

3.エンジン/機械

1次元回転/並進機械系システム、電気、熱流体/熱伝導、連続/離散、マルチボデーシステム、状態遷移、メディア物性などの多様な分野にわたるモデルライブラリによって、エンジンや機械の挙動を事前に把握できます。